【CS1次予選突破】対ブラウォメタブラウォデッキ

2022年10月19日 13:17

はじめに

　こんにちは、一休さんです。
　11弾が発売され、また、各地でチャンピオンシップの１次予選が始まっており、10弾の後半環境では他のカードゲームをプレイしていたようなデジモンカードユーザーもデジモンカードに戻り始めているように感じます。テイマーバトルも都内では満員となることが多いようで、コンテンツが賑わっていて嬉しい限りですね。
　今回は、チャンピオンシップの１次予選に向けて調整をしたデッキについて記事にまとめることとしました。有料記事とはなりますが、無料部分もありますので、まずはそちらだけでも読んでいただければ嬉しいです。1次予選が複数当選したうちの最初の出場で２次予選の権利を獲得できたので、デッキの完成度はある程度保証できていると思っております。

環境考察とデッキ選択

　11弾環境はブラックウォーグレイモンが強力なTier1として君臨し、まさに環境を定義していると言っても過言ではないようなそんな環境になっています。元から《クールボーイ》や《アグモンX抗体》により安定したデッキ基盤を持っており、《BT9グレイモンX抗体》による消滅・バウンス耐性や《BT8ブラックウォーグレイモン》によるテイマー消滅など強力かつ多彩な効果を持つカードが多いデッキでしたが、新登場した《BT11グレイモンX抗体》によってこれまで少しネックだった進化コストの大きさが解消されることでより強力なデッキとなりました。他にもDP上昇・オプション耐性を付与する《久我ユウヤ》やテイマーデッキの反撃のチャンスを封殺する《ハデス・フォース》などが新たに登場し、構築の幅を広げています。

　この圧倒的Tier1に対抗するのが、超テイマーバトルでも優勝・準優勝と好成績を収めるなど10弾環境の後半でも猛威を振るったクロスハートです。11弾でも複数の強化カードを貰っており、特に《シャウトモンX3》が入ることによってデッキがより安定するようになりましたが、テイマー中心のデッキである都合ブラウォ相手では相性不利なため立ち位置は悪く、Tier1.5といった印象です。

　これらの2つのデッキに追随する形でいくつかのデッキが環境に存在しています。11弾で《御神楽ミレイ》を始め強化パーツを貰ったマスティモン、揃えて殴れば勝てるグランディスクワガーモン、同じデジクロスデッキであるクロスハートの影になって目立たないもののそこそこデッキパワーの高いブルーフレア、各種パーツが優秀でかつ揃ったら圧倒的な制圧力のあるジエスモンGX辺りが主でしょうか。ブラックウォーグレイモンとクロスハートが少し抜けているイメージなため、これらのその他のデッキはTier2と認識しています。

　実際に私自身が出場したテイマーバトルやチャンピオンシップ予選でもブラックウォーグレイモンの使用率が圧倒的に高くて全体の半数近くを占めており、残るうちではクロスハートが他のデッキよりも少し多いかなという印象でした。まだまだ環境序盤のため各種デッキの構築研究が進んでいないところもあるかとは思いますが、現状のデッキ分布のイメージは概ねこれで問題ないかと思います。

　上記の環境を踏まえ、チャンピオンシップ1次予選に向けてデッキ選択をしました。半数が雑多なデッキ分布という中で優位を取るためにデッキパワーが高く、かつ、Tier1であるブラックウォーグレイモンデッキに対して有利を取れることを意識したコンセプトでのデッキ選択となります。この結果生まれたデッキが、対ブラウォメタブラウォデッキです。

記事購入にあたって

　本記事は1,000円の有料記事とさせていただきます。通常弾のブースターパック約5パック分と少し高い金額設定かとは思いますが、安価に設定してデッキレシピの情報が出回ってしまい、本記事を参考にチャンピオンシップにデッキを持ち込んでくださる方が不利になることを避けての判断ですので、何卒ご理解を頂いた上でご購入を頂けますと幸甚です。
　また、購入後に本記事を読んで分からなかった点などがあれば、Twitter（@tonti_19）のリプライやDMでも質問を受け付けております。

私自身の大会実績は以下になります。