世の中って大体3種類の使途(人間)で構成されてないですかね
会社や組織に帰属しない人生を歩み始めると、世の中から一歩引いた目線で物事や社会の出来事を見ることが多くなりました。
朝の通勤ラッシュの電車に久々に乗って感じたんですが、世の中というか街の中で生活している私を含めた一般人って大体3種類で大別されることないですか。
第1使途「ピーチャン」
1人目はピーチャンです。
社畜やバイト、自営業をしてる人たちです。
「会社が嫌いだ、仕事が嫌いだ、待遇が悪い、世の中が悪い」とピーピー文句を言いながら、仕事をしていれば生活できるから働いている人たちです。
案外会社員が向いていたり、組織の中でうまく立ち回っているから文句を言いつつ社畜ライフを楽しんでいる人がいるパターンと、
ガチのマジで嫌でキチゲが爆上がりして「無敵の人」や「ウッチャン」になっちゃうパターンに分かれる気がする。
ピーチャンがいるから世の中が回っているわけで、この人たちの働き方、生き方の費用対効果、リターンが年々悪くなってきているのが現代日本社会の機能不全を表していると思ってますね。
物価高騰、増税、増える仕事、上がらない賃金、ストレスばっか増えるが我が暮らし楽にならず。そりゃ皆ピーチャンになりますね。
生息地は朝夕の通勤電車です。
第2使途「ウッチャン」
二人目はウッチャンです。
うつ病、適応障害、パニック障害などを患ってしまい社会や会社で働くことができない状態の人たちです。
このウッチャンたちの数が年々爆発的に増えてきている当たり、世の中のキチゲ具合、普通の生活・人生を送ることに対するハードルの高さが伺えますね。
【参考】精神疾患で休職の教員、過去最多6500人 文科省の22年度調査
第1階層のピーチャンは仕事をこなせば給料が手に入るので生活維持はできました。しかし、第2階層のウッチャンになってしまうと仕事ができないのでお金が稼げずに生活が破綻します。
健康保険に加入している会社員であれば「傷病手当金」という国公認で1年6か月間生活費をもらいながらプーちゃんになれる最強カードが手に入りますので、速攻で精神科に行って医者に診断書を書いてもらいましょう。
これまでしっかりと社会保険料を納税してきたので受給しないと損です。
ウッチャンになってしまった人たちの問題点は、どうやって社会復帰するかという話ですね。
トンタクも就労移行支援事業所とやらに一時期通ったことがありますが、あんなところ行ったところで自分の人生をやり直すほどのスキルやノウハウは得られず、手帳を取得して障碍者雇用になるという道を選択するのが一番手っ取り早くぬるく暮らしていくコースになりそうです。
障害者手帳をもらって障碍者雇用という形で働き始めると、ピーチャン時代のライフスタイルや、これまで描いてきたライフスタイルを実現することはハードルが爆上がりしますね。
割り切っていける人は良いと思うんですけど。
現代日本ではウッチャン達が毎日爆増しており、まさに明日は我が身の状態だと思います。
来年の貴方はウッチャンになってない自信がありますか?
生息地は心療内科、就労継続支援型事業所、就労移行支援事業所、各自の自宅です。
第3使途「プーちゃん」
第3使途はプーちゃんです。
ウッチャンになってしまい、色々手を尽くしたが社会復帰できず精神疾患持ち&無職という現代最強免罪符ステータスを保持した人たちですね。
プーちゃんも2種類いると思っていて、一つ目は傷病手当金や障害年金をもらいながら割とプーちゃんを満喫している勢ですね。
こうなったら「意地でも働きたくねンだわ」を街道を突っ走っている人たちです。
このぐらい吹っ切れたほうがどっかのタイミングで人生リスタートを切れる気がします。
もう一つは、ガチのマジで復帰できる見込みがない状況に陥っている人たちですね。
思考できない、気力がない、頼れる人がいないというドツボにはまってしまうともうあとは落ちていくだけですね。
貯金を食いつぶすのか、闇バイトをするのか、もう自殺するのか、無敵の人になって社会に復讐するのか、BAD ENDINGを迎える確率が非常に高い階層の人たちです。
行政のセーフティネットを活用して人生をやり直すアクションを起こせるか否かが大事だと思うのですが、以前のような暮らしに戻れる可能性は限りなくゼロに近いスーパーエクストリームハードモード。
でもこれがリアルなんだよな。
結局自分のスポンサーは自分でやるしかない。誰も救えない。
SNSの発達でこういう人たちが存在していることが以前より明るみに出るようになったこともあり、みんな危機感は持っていると思う。
生息地→「意地でも働きたくねンだわ」プーちゃんは案外街中にいるかも
ガチのプーちゃんはわからない。遭遇するような暮らしは「まだ」していないから。