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仮想通貨ホワイトペーパーの目的
わざわざ書かなくてもわかるけど、アウトプットしていかないとずっとインプットに時間を使いそうなので記録として残しておく。
ホワイトペーパーはそのプロジェクトが何をやっていて、何を目標に存在しているかを説明する資料みたいなもの。
そのプロジェクトがどんな問題を解決しようとしているか知りたいときは、ホワイトペーパーに目を通せば、だいたい理解できるようになる。
通常、以下の概要が書かれている。
・プロジェクトの目標
・トークノミクス
・製品
・機能
・チームに関する情報
まずホワイトペーパーを読もう
どんなに良いものでもユーザーに届かなければ意味がない。
サトシナカモトもビットコインのホワイトペーパーを発表したから、その価値を理解した人たちによって拡散され、ここまで広がった。
ただ、どれだけ周りがすごいすごいと騒いでいても慌てて参入してはいけない。
まずはそのプロジェクトが何を解決しようとしているかホワイトペーパーを読もう。壮大なことを言ってたりメンバー情報が非公開だったら、それはSCAMかもしれない。(Identify potential red flags)
2017年のICOブームではたくさんのトークンが生まれたが、そのほとんどが結果を出せずに沈没した。
目標や約束事も大事だが、プラスアルファの説明が必要だ。
例えば、「ネットワーク参加者が分散して協調するために、どのようなコンセンサス・メカニズムを用いているか」などと書いてあればユーザーも具体的にイメージしやすい。
最初に読むべきホワイトペーパー
まずは「ビットコイン」と「イーサリアム」のホワイトペーパーを読むといいだろう。
ビットコインのホワイトペーパーには、「銀行以外でお金を送金できる仕組み(ピアツーピア)の技術的な説明」と「二重支払い問題の解決策」が書いてある。
イーサリアムのホワイトペーパーには、「ビットコインと目的がどう違うか」や「Dapps(分散型アプリケーション)を構築するためのプラットフォーム」「スマートコントラクト」「イーサリアム仮想マシン」「イーサリアムのソリューション」について書いてある。