年金振込通知ミス~注意すべきは詐欺被害。原因と再発防止策は?
年金通知書の宛名と内容が不整合のミスについて、
厚労相が謝罪しました。
原因は明らかにされていないのが気になります。
想像する原因
工程としては、単純なものだと思います。
年金システム側で、印刷データを作成
↓
印刷業者が印刷データを受け取り、印刷
印刷データが間違っていたか、印刷するときに宛名と内容が
ペアになってるものを壊して印刷したか・・・
データからの印刷自体は一般的なもので、間違えて印刷する
仕組みをつくる方が難しいと思います。
印刷業者に渡された印刷データ自体に誤りがあるとしたら、
印刷を委託された業者側で誤りは検出できないはずです。
印刷データでもなく、印刷イメージのPDFを渡されていたら
なおのこと、渡されたとおりに正しく印刷しているだけです。
実際、データ作成、印刷のどちらでミスが発生したのでしょうか。
ニュースを見ると印刷業者が謝罪してますが、本当かなぁ。
再発防止策
以下、3つ見比べて確認するだけと思います。
年金システム
印刷データ
実際に印刷したはがき
印刷したはがきの、最初と最後の5件くらいをチェックし、
印刷データと印刷はがきの件数が一致を確認すれば、
今回の印刷ミスは防げたと思います。
影響は、個人情報流出より詐欺被害!
基礎年金番号と本人確認が結びついて各種手続きがされるので、
基礎年金番号のみの流出だけでは影響がすくないかもしれません。
※年金事務所では、適正にこの不祥事の後始末する必要がありますが。
今回の印刷ミスで、詐欺組織が高齢者に電話することです。
・年金額が誤って通知したが、実際はもっと大きい金額になるため、
一旦現在振り込まれている金額を指定の口座に振り込んでなど。
・無作為に電話をかけて、個人情報を聞き出し詐欺のネタにする。
厚労省は謝罪といっしょに、詐欺被害にあわないための
注意喚起をしなければいけなかったと思います。
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