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【チョイプラ】アモデウス可動化

キャビコから発売されているチョイプラシリーズの「モータースーツ アモデウス」を改造して可動できるようにしてみました。

この記事ではアモデウスを可動化する方法について紹介します。

1. 製作過程
2. 完成写真
3. 必要な材料
4. まとめ

1.製作過程

改造前

こちらが改造前です(※腰の手前のパーツを付け忘れています)。大きさは全高6cm程度と手のひらサイズで、太ももがボールジョイントで可動し二の腕のロールができました。
ここから各部をバラして関節を仕込んでいきます。

脚の加工

まず脚にひざ関節を仕込みます。写真のボールジョイントを用意し、受け側の2mm軸を少しカットします。

太もも正面のパーツの下側の2mm軸受けをニッパーで少し残してカットします。

ここに先ほどのボールジョイントを差し込みます。

次に足パーツのひざに該当する部分をニッパーで切り離します。

そして足パーツの上からピンバイスで2mmの穴を開けます。直径がぎりぎりなので位置決めをしっかりして慎重に掘ります。

ひざを曲げると太もも背面のパーツが干渉するので、思い切って下の部分をカットしてしまいます。

これでひざ関節の完成です。屈伸ができるとポーズの幅が大きく広がりますね。

胴体の加工

続いて胴体の加工です。関節パーツを差し込むため、胴体パーツを腰・右肩・左肩でざっくりカットします。今回はニッパーでやりましたがエッチングソーというのを使うときれいに切れるそうです。

胴体パーツに両肩の間接を差し込む場所が無いので、プラ板を接着して受けを作ります。適当な大きさに切ったプラ板にピンバイスで2mmの穴を開けて接着すれば関節を接続できるようになります。

胴体パーツの下部に2mmの穴を開けます。今回は位置決めに迷ったのでいろんなところに穴が空いてしまってますが、最終的には腰の中央から胸にかけて穴を開けるとうまくいきました。
あと写真を撮り忘れましたが腰側にも2mmの穴を開けます。

胴体の腰・右肩・左肩の接続位置に球体ジョイントを差し込みます。胴体の空間が足りないので、写真のように棒を適宜カットして使用します。

腕の加工

続いて腕の加工です。肩部分は関節を仕込めるように2mm穴を開けます。腕の内側のパーツをひじ部分で切断し、外側のパーツは接続用のでっぱりをニッパーでカットして平たくします。

腕パーツの二の腕を接着します。腕のロールができなくならないように、時々二の腕を回転させながら接着剤が固まるのを待ちます。

これで写真のようにひじが回転するようになります。ゆるい場合はセロハンテープをかませて調整するといい感じになります。おそらく設定とは違う曲がり方をしていますが、加工が簡単なのでこの方式を採用しました。

塗装

最後に軽く部分塗装をします。塗料皿に塗料を出して、爪楊枝でつついて色を塗っていきます。

2. 完成写真

完成です!加工によって両ひじ・両ひざ・両肩・腰が可動するようになり、躍動感のあるポーズができるようになりました。

3. 必要な材料

キャビコ チョイプラシリーズ モータースーツ・アモデウス (ラベンダー)

アモデウス本体。公式の紹介記事があるので興味がある方はこちらも読んでみてください。

 ホビーベース 関節技 球体ジョイントミニ / ホビーベース 関節技 ボールジョイントミニ

関節に使用したパーツ。
4mm球の球体ジョイントを腰・右肩・左肩の3箇所、ノーマルタイプの3mm球のボールジョイントを右ひざ・左ひざの2箇所に使用しました。
接続するための棒部分がどちらも直径2mmなので、プラモデルにピンバイスで2mmの穴を開ければ接続することができます。

ウェーブ(Wave) マテリアルシリーズ プラプレート B5 グレー 0.5mm厚 (目盛付)

胴体パーツの両肩の軸受けに使用したパーツです。目盛りがついていてだいたいの長さがすぐわかるので便利です。

ガンダムマーカー各種

塗装に使ったガンダムマーカーです。胸部分にロイヤルメタレッド、頭部センサーにルミナスメタグリーン、差し色にイエローゴールド、暗い部分+スミ入れにダークグレーを使いました。
細かい部分を塗る時は塗料皿にペンを押し付けてインクを出した後、つまようじでインクをつついて筆がわりにして塗るとうまくできました。

4.まとめ

今回はチョイプラ「モータースーツ アモデウス」を可動化する方法を紹介しました。
小型ながら造形が凝っていてとても楽しいキットです。
家電量販店のプラモデルコーナーの近くに置いてあることが多いので、手にとってみてはいかがでしょうか。

それでは。

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