■OYAKI FARM 工事残土を使った5.2mの版築壁
/ 5.2m Rammed Earth Wall made by surplus soil of construction
●新建築10月号に掲載していただいたOYAKI FARM エントランスの
高さ5.2mの版築壁です。
敷地の工事残土を使ったこの壁は、中に屋根を受ける150x330の木の柱が入っており
中と外が別々の壁になっている木造と組合せた日本仕様の版築壁です。
その様子がわかるように掲載していただきました。
内容がわかる図や施工中の写真も本文や巻末に少し掲載して
いただいているので、ご興味ある方はぜひご覧いただければ
ありがたいです。
■都市の中の土の建築とCO2削減
2030年までの日本のCO2排出削減目標2013年比で46%を目指すには
工事残土の活用は大きな効果があると考えています。
特に「都市の中で大量の土を使うこと」
私はそれがCO2削減にも都市風景にとっても非常に有効と考えています。
今回使った工事残土は約60トンで、それを目指す第一歩で
改良点はまだまだありますが、大きなデモンストレーションに
なったと思います。
これからの建築を考えている方でご賛同いただける方は
ぜひご一緒させていただければありがたいです。
どうぞよろしくお願いします。