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新型コロナウイルスの感染拡大防止策で「出口戦略」の「戦略」ってどういう意味?

西村康稔経済再生相と大阪府の吉村洋文知事が、新型コロナウイルスの感染拡大防止策で「出口戦略」について議論をしていましたよね。

一方、東京都の小池百合子知事は、新型コロナウイルスの感染拡大防止策で行っている休業要請などについて、「この先のフェーズに関するロードマップ(行程表)を示していきたい」と話していました。

「戦略」?「ロードマップ」?

皆さん、これ言葉で理解できますでしょうか?

マーケティングを教える上で、最初に大事な事として、

「戦略」の重要性についてお話しています。

しかし、この「戦略」がそもそも皆さんの頭の中で、
描いているイメージや捉えていることが違っていると、
そもそもの戦略の話をしていても全く通じないです。

では、戦略とは何か?

簡単に理解できる方法をお伝えしますね。

このnoteの図にあるように、山をイメージしてみてください。
そして、3つのことを行ってください。

①どの山を登るのか?(ゴールを決める)

②いまどこにいるのか?(現在地を確認する)

③どう登るのか?(行き方を決める)

例えば、営業戦略会議でこの3つを決めなければ、会議は全く意味不明になります。

社長:下期には売上をあげるぞ!頼むぞ!
これでは、精神論だけで具体的な戦略会議にはならないのは、
わかりますよね。

また、下期は1億の売上を達成する!と社長が豪語しても、
②いまどこにいるのか?(現在地を確認する)が、上期が、
1,000万にも満たなければ現実的ではありません。

これが、①2,000万円を目指そう!であれば、
③どう達成させるかが具体的になると思いませんか?

冒頭の西村康稔経済再生相、大阪府の吉村洋文知事、
東京都の小池百合子知事の言葉も、戦略を3つのことに
分けてしっかりと伝えれば、国民もわかりやすいのではないでしょうか。

マーケティング的に緊急事態宣言解除の戦略を組み立てると、

①どの山を登るのか?(ゴールを決める)
宣言を解除する
※ここには、何らかの数値目標とかが必要ですね。

②いまどこにいるのか?(現在地を確認する)
ゴールの数値に対して今は達成率何%なのか

③どう登るのか?(行き方を決める)
休業要請をする。
三密を避ける。
テレワークを行う。といった具体的な方法。

といった感じで伝えると、もう少し理解が深まるのではないでしょうか。

ビジネスの世界でも、協業や営業提案をする際にこの3つを冒頭に
しっかり伝えることで、事業のズレはほぼ回避されます。
そして、成約率も圧倒的に上がります。

僕は、事業提案する際は必ず、冒頭に「戦略」ということについて
明確に話します。

今すぐに皆さんのビジネスに即効性をもたらすのは
「マーケティングの力」です。


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