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へっぽこハンターのモンハンワールド:アイスボーン コンプ挑戦記② 金冠編

 コンプと言えばこれ、というくらい定番なのがモンスターの金冠集め。
 へっぽこハンターの私には縁遠いものと思っていたんですが、別にやっていた装飾品コンプが難航し、気分転換的な意味で途中から並行して進めていたら、結果としてはこっちが先に終わりました。
 金冠の効率的な集め方については、既に様々な解説がされていますが、私が一番参考にした情報を紹介させていただきます。

 基本的には、金冠確定クエストを済ませた後、金冠優遇クエスト(通称:音楽クエ)と歴戦4枠以上調査クエストや導きでの歴戦狩りに繰り返し挑戦していく流れになります。
 私は、通常のプレイで金冠確定クエストはほぼクリアしていたので、やり残していた1、2個のクエを終わらせると、金冠優遇クエストの周回と、金冠優遇クエストに含まれないモンスターを中心に、歴戦4以上の踏査クエストの救難があれば積極的に参加していました。

 金冠優遇クエストは音楽の名称(ボレロとかカンツォーネとか)がついた多頭数クエです。
 上位とマスターで5つずつありますが、「上位」クエストは現在、新規勢も含めほとんどのプレイヤーにとって通過点となっているので、皆無ではないですが救難が出ていることは稀。ということでへっぽこハンターの私も重い腰を上げてソロで行くことが多かったです。
 上位なので流石に狩れましたが、上手く操作できず自分の下手さを呪うことも度々。ただ振り返れば、下手なりに上位クエへの再挑戦を通じて動きを見直し技量アップにつながった部分はかなりありました。
 Youtubeなどでは、モンスターと遭遇した時点で大きさから金冠かどうかを判別して金冠でなかったら狩らないという方法が紹介されていますが、案内されてるとおりに見分ける自信がなかったのと生来の面倒くさがり、更にはさっき書いた自分のスキルアップもかねて、狙っているモンスターは毎回狩ってました。

 ここで、私も疑問だったことを書いておくと、金冠優遇クエストのような多頭数クエでは、金冠を狙っているモンスターを狩り終わった時点で「帰還」しても金冠は反映されます。
 金冠優遇クエではターゲットが5頭いて最初フィールドにいるのはそのうち3頭ですが、金冠を狙っているのが1種だけでその3頭に含まれていれば、お目当てだけ狩って帰還を繰り返すことになります。
 最初の3頭にいればいいのですが、そうでない場合は出ているのを狩って呼び出すことになります。
 私の場合でお話すると、なかなか金冠が出なかった一つがリオレイア。救済クエストの「荒れ野のボレロ」で狙うわけですがクエ開始直後はいないので、最初からいるモンスターのうち、もう金冠はあるのですが狩りが楽なクルルヤックをターゲットに。
 普通に道を歩いているクルルヤックに、いきなり通り魔のように襲いかかってあっという間に撲殺という作業を繰り返しているうちに、クルルヤックに呪われそうな気がしてきたのは内緒。リオレイアの巻き添えで狩られるクルルヤックもいい迷惑です。

 他に金冠優遇クエストで結構苦労したのが怒イビル。これも出現が5頭目なので、遭遇するためには最低2頭狩らないといけない。そこそこ時間がかかるので、ソロでやったりもしたんですが、救難中心に積極的にマルチで周回しました。
 救難で入ると道義的に途中抜けはしづらいので、最後までお付き合いすることになります。プロハンと同行になった時は実にサクサク終わりますが、装備的にストーリー途中のメンバーが集まると結構な時間がかかることも。 
 普通の技量ならソロで狩ったほうが圧倒的に効率がいいのですが、私は一人でやるよりもマルチの方が気分的に楽だったこともあり、マルチ中心で試行を重ねたのですが、いやー試行回数がかかった。
 確率12%だからだいたい8分の1のはずなんですが、30頭ぐらいは狩ったような気がします。あまりに出ないので本当に出るのか疑ったことも(そんなわけないのですが)その分、出たときはほんと嬉しかったなあ。

 さて、金冠確定クエ・金冠優遇クエ、どちらの対象にもなっていないモンスターもあります。私の場合、これらは紫枠が4つ以上の調査クエストに積極的に救難で入って試行を重ねました。
 導きの地で対象モンスターの歴戦を狩っても金冠の確率は同じということですが、御承知のとおり、導きの地での救難募集はターゲットモンスターを明記しているものが少なく、記載していても、地帯レベル的にそもそも歴戦にならなかったり、主催者によって記載の一種類を狩り続ける場合もあれば、間に他のモンスターを挟む人もいたりと、パーティーに入ってみないとわからない部分があります。
 自分で地帯レベル上げて痕跡も揃えて、導きの地で対象モンスターを呼びまくればいいのですが、救難がどれくらい来てくれるか読めないところがあるので、私のような人頼みのへっぽこハンターにはなかなか悩ましいところもあり。
 その点、歴戦4クエは日中や深夜など人の少ない時間帯を除けば、救難が埋まらないことはまずありません。理由として、調査クエの中でも出現率が低めで、報酬として装飾品集めに貢献大の封じられた珠が複数手に入る貴重なクエなので、金冠狙い組の他、装飾品狙い組もがんがん参戦してくれることにあります。
 さらには、この種のクエの貴重さを知っている層は、見つけるとすぐ救難に来るのでたいてい腕達者が多い。それなりの数、自分でクエスト募集しましたけど、クリア失敗したのは2回程度で、ほとんどの場合はお手並み鮮やかなハンターの方々と気持ちよく狩りが終わりました。
 私も装飾品コンプを並行して進めてたので、その点でも歴戦4枠クエストは効率的でした。

 終盤に残った確定・優遇クエのないモンスターが、キリン・傷ガルルガ・レイア&レウス希少種の4種類だったのですが、マルチの有難さを一番実感したのはキリンですね。
 私でもソロで狩れるのですがとにかく疲れる(笑)。マルチだと、時にグダって苦戦することがあっても、いざ攻勢に出ればみんなで一気にタコ殴りできるので精神衛生上非常によろしい。

 一番最後まで残ったのはリオレウス希少種でした。回数はそこそこかかりましたが、手持ちに4枠以上の調査クエは豊富にあったので、何度も募集して周回しているうちに、ゲームのバグを疑うまでには至らない程度の試行で出てくれました。
 個人的なオカルトですが、キリンとレイア&レウス希少種は確定・優遇クエがない分?歴戦4枠以上調査クエが多く出回っている気がします。自分のストックを見ても、特にレイア&レウス希少種は在庫が潤沢。粘り強く救難を拾っていけば、へっぽこハンターでも何とか試行を重ねられると思います。

 特に意味はないですが、金冠達成時点の私のギルドカードの様子の動画を下に。
 左下に表示されている各モンスターの狩猟数から、いままでの説明で触れてきたモンスターで苦労したことが読み取れるんじゃないかと思います。ちなみにテオの狩猟数が一番多いんですが、これはお察しの通り装飾品コンプのために滅日を回してたためですね。

 最後に、実にどうでもいいことなのですが、金冠コンプに挑戦する上で個人的に嫌だったのが、金冠救済クエのような多頭数クエはHR・MRの上昇が早いこと。
 途中で帰還できればいいのですが、さっき言ったように救難で入ったときは道義的にクリアまでお付き合いすることにしてたので、すると一度のクエストクリアで2レベルアップとかしちゃうんですね。
 周回のたびに腕前はへっぽこのままにHR・MRだけがどんどん上がっていくのが、小心者の自分としてはちょっと気が重かったところ。

 私のようなへっぽこハンターは救難に入るときとかに他のメンバーのHRMRを見て両方カンストだったりすると『お、こりゃ計算できるな。クリアは大丈夫そうだな』とやっぱり思ったりもするわけです。
 HRMRは飾り、という声も多くあって私も同感なのですが、ただ正確に言うと、HRMRが”低く”ても上手い人は上手いという意味で「飾り」なのであって、HRMRがカンストしてるような方のほとんどはやっぱり上手いのです。
 そう周囲から見られる存在に自分がなっていく、でも実際の技量はからきしなわけで。どんどん上がるレベルゲージを見ながら、そんなに上がらなくていいのになーと思いながら、周回する日々でした。