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Facebookから【バーチャファイター2の思い出】
元々、転記する予定は全くなかったのですが、何となくその気になったので、先日書いたFacebookのものを転記しておきます。
【バーチャファイター2の思い出】
何となく、耳中心の疼痛がありもう休もうと思ってましたが、少し緩和されたので一つだけ簡単に。「バーチャファイター2の思い出」。
で、恐らくセガ全盛期の作品の一つと思います。元々は、こうしたジャンルでナムコの鉄拳と共に発表されたバーチャファイターの後継で、よりポリゴン数が増えて精細な描写となった上、個性溢れる多数のキャラが登場し、当時格闘ゲーム界でも一世を風靡するほどの人気作となりました。
技術的には、モーションキャプチャーをより進化させた「インバース・キネマティクス」という技術を用い、拳法を駆使する各キャラクターが、より人間らしい動作をするリアルなもので、登場する技も、各拳法の実際の技を反映させており、全ての技をこなすためには様々なコマンドを覚える必要があるなど、プレイし甲斐のある内容となっていました。
雑誌等でも、当時有名なプレイヤーが多数いて、中でも「池袋サラ」や「新宿ジャッキー」、「ブンブン丸」というハンドルネームで活躍するプレイヤーがメディア上でも話題となり、私は当然参加したことはありませんが、「新宿ジャッキー100本組み手」と言ったプレイヤー参加のイベントや対戦企画なども話題になったと思います。
キャラにより当然扱いやすさは異なり、多分その後のシリーズでもそうですが、マーシャルアーツを駆使するジャッキーや、中国拳法を駆使するラウなどが最強クラスで、日本人では八極拳の使い手であるアキラなどが人気でした。私自身は、その個性から酔拳を駆使するシュンディというキャラが愛用キャラで、老人ながら酔拳らしい特徴的な多数の技がありプレイし甲斐のあるキャラでした。
このゲームでは、ライフを全て奪うKO勝ちと、場外に落とす場外勝ち、タイムオーバー時のライフ残量による判定勝ちの3種類の勝敗がありました。勝負はアーケードの筐体により設定が異なり、一本勝負のこともあれば三本勝負の場合があるなど様々でした。
その他、後継の2.1で確か「段位認定モード」というものも搭載され、キャラクターごとにプレイ内容により段位が認定されるというものでした。私はそこまではやりませんでしたが。あと、プレイ開始時にコマンドを入力することで、その筐体でプレイをしたプレイ内容を学習した「エキスパートモード」を起動することが出来、通常よりも遙かに高い難易度となりトレーニング目的で起動してプレイすることも多かったです。
アーケードでプレイしていると、当時は「乱入モード」が一般的で、対面から見ず知らずの赤の他人が参戦してくることがよくありました。それに対しては、勿論相手によっては秒殺されることがあるほど強いプレイヤーが来ることもあり、全く油断出来ないものでした。
友人同士でも、後にセガサターンに移植されたもので対戦を繰り返すことがあり、そうした中、自分で言うのも変ですが結構強い方だったと思います。但し、これは相手側が何のキャラを用いるかにより、相性によりかなり勝敗が左右されたと思います。
防御、返し技、コンボ、あとは「当て身」や投げ技といった多彩な攻撃と防御の方法があり、それもキャラごとに全く異なるという奥深いもので、長期プレイしても飽きないものだったのでゲームセンターなどにはかなり長い間設置されていたと思います。
のちにパソコン等にも移植され、恐らく何らかの方法で入手すれば現在でもプレイ出来ると思います。機会あれば、何らかの方法で試してみたいですね。ゲームバランスもよく、名作中の名作と思います。以上です。