Facebookから【小銃の話】
また、Facebookから転記しておきます。これも、今年の1月に書いたものです。以下。
二度寝しようとしましたが、結局昨夜、長時間寝てたので出来ず、まだ起きてます。一本書きます。これを、「創作意欲」と言うかどうかは全く自分でもわかりません。違うような気もしますが、思いついたことは書かないともったいないので、とりあえず今回も書きます。「小銃」の話。これは、流石にちょっと調べながら書きます。
さっき、インスタにちょっとだけミリタリーの話題を書きました。もともとそれが好きなのかは知りませんが、何故か少し高揚するような気持ちになって、そう言うと結局兵器や武器が好きなんだろうな、という気もします。
歩兵用の小銃、いわゆるライフルは、各軍で正式化されています。少し、歴史的なことから書いてみようと思います。
日本の場合、陸海軍が正式化されたのは明治維新以降といえるかも知れません。このため、小銃の正式化もそのころと考えることができます。正式化されるまでは、輸入されたものが混在していたようです。こういった状況は、軍事活動において様々な支障があるため、日本でも国産の小銃の開発と生産が行われるようになりました。
記憶で書きますが、最初に正式化されたのは「村田銃」と呼ばれるものだったかと思います。これは、日本人の体格に合うように開発され、その後の日本陸軍の正式小銃のルーツになったものです。
有名なのが、38式歩兵小銃、と呼ばれるもので、だいたい、第一次世界大戦からノモンハン事件くらいまで実戦で運用されていたようです。6.5mmの弾体を用い、とても命中精度の高い小銃だったようです。聞いた話ですが、今でも、スポーツライフルの競技会用に、「アリサカ」の呼称でビンテージ品が取引されているそうです。第二次世界大戦・太平洋戦争では後継の99式小銃、99式短小銃が正式化され実戦に投入されました。
小銃は、かなり精密な工業製品であり、それぞれの部品にはかなりの工作精度が求められました。このため、特に日本においては、実質熟練工による手作り、といえる状況でした。これは、ある程度は米国以外の各国にもほぼ当てはまる状況とは言えます。
私の知る限りですが、旧大戦中に自動小銃を大量に実戦投入できた国は米国くらいだったと思います。殆どの国では、一般の歩兵の主力装備は単発式の歩兵小銃であったと思います。
話は飛びますが、現代においては、単発式の歩兵小銃を主力装備にしている国は私の知る限りなく、ほぼ自動小銃が主力かと思います。NATOなどといった同盟国同士で、弾丸を融通できるように、各国で口径を統一することが現代の流れのようで、携行弾数を増やす意味でも最近はどちらかというと小口径であることが多いようです。
また、誰も興味ないことを長々と書いてしまいましたが、早朝から息抜きにお付き合いいただきありがとうございました。本稿は、以上といたします。