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ぜんべいじいさんのいちご

みなさん、いちごは好きですか?
私は大好きです。小学校低学年のような始まりかた 笑

季節関係なしにいちごは食べれますが、5月はいちご狩りのシーズン真っ最中。
しかし今年はやはり、行けなかったです 涙

ぜんべいじいさんのいちご

作 松岡 節    絵 末崎茂樹
            ひさかたチャイルド

この絵本は私が、幼稚園の年長さんの時に購読して、毎月配られる5月の絵本だったと思います。

ぜんべいじいさんという気の優しいおじいさんがひとりで育てたいちごを、惜しみなく森の動物たちに食べさせてあげるお話です。

せっかく大切に作ったいちごを自分はたった一粒だけ食べて、

こんなに おいしい ものを ひとりで たべるのは もったいない。そうだ、みんなに たべてもらおう。

と森のみんなを呼ぶのです。

年長さんの頃の私は、初めて取れた一粒を迷子になったこすずめにあげたことは多分、理解できたと思います。しかし、ぜんべいじいさんという人は、たった一粒だけ食べて、最後に、

よいよい。また らいねん つくれば いいんだ。

と全部食べられても平気なのです。
???だったと思います。優しい気持ちはわかるけど、

今、食べたくないの?ひとつしか食べてないのに。と。自分も食べてからあげたらいいのに!


ぜんべいじいさんとまではいかなくとも、親になってから、子どもが食べたがれば、ママはいらないからと好きなものをあげる気持ち、よくわかります。

ぜんべいじいさんはそんな気持ちだったのかな。


いいよ、ママも食べたいんやろ?美味しいから、食べて!と
言ってくれる時は優しい気持ちになります。

ぜひ読んでみてください。


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