パソコンと、インストゥルメンタルと、素晴らしい音楽と
こんにちは。とんこつです。
更新二回目にして、どの曲を紹介しようか迷ってしまいました。
聴いてほしい曲はいくらでもあるんですが、選択肢があるからこその迷いってやつですね。
というわけで悩みましたが、今回は Mr.Scruff「Kalimba」にまつわる自分語りを一つ。
この曲と出会ったのは中学生のころ。まだ平和だった我が家に初めてパソコンが届いた日のことです。
当時から音楽好きだった私は「これでようやくiPodの楽曲管理ができる!」と期待に胸を膨らませていました。
(当時は友達の家のパソコンで管理を行っていました。音楽を携帯した過ぎてiPodだけ買ってしまっていたのです。あほですね。)
しかしパソコンが届いたはいいものの、肝心のインターネット回線が開通していないド田舎に住んでいたため、インターネット工事が完了するまでの数日間、iTunesのインストールができない状況だったのです。
(完全にあほですね。)
しかしそこはあきらめの悪い私。どうにかiTunesなしでの楽曲管理を試みます。試行錯誤の結果、とある3曲だけをiPodに入れることに成功しました。(たぶん。正直10年以上前のことなので正確に覚えていません。できてなかったかもしれません。ごめんなさい。)
その3曲というのが、当時購入したパソコン(Windows7搭載)にプリインストールされていたサンプルミュージックの3曲。
どれも名曲だったのですが、中でも群を抜いて私の性癖に刺さったのが今回お届けしている「Kalimba」でした。
へんてこなイントロから始まるのに、クールに進行していくメロディー。終盤はめっちゃ熱い。「歌詞がないなんて平坦だなあ」なんて思っていたインストゥルメンタルなのに。当時中学生の私にとっては「なんだこれ!?」って感じの衝撃体験でした。
(とんこつには音楽的知識が皆無なのでこういう稚拙な表現しかできません。ごめんなさい。)
そしてこの曲が収録されている「Ninja Tuna」というアルバムのアートワークがまた素晴らしい。Kawaii。
そんなこんなでとんこつ少年はどんどんこの曲に惹かれていき、音楽に対する開放性を高めるきっかけにもなりましたとさ。ちゃんちゃん。
「へんてこな曲、わりと好き」というとんこつの性癖はもしかしたら「Kalimba」由来かもしれませんね、まいったなあ。
こういうひょんなきっかけからでも出会える音楽があるって素敵ですよね。
後世にもこういう出会いの形があってほしいなあ、なんて思ってたんですが、「Kalimba」が収録されていたWindows7以降はサンプルミュージックの収録がなされていないようです。残念だ。
でもこんな重箱の隅をつつくような出会い方しなくてもサブスク全盛期だし、音楽との出会いなんていくらでもあるかあ。
公式で音楽聞き放題って素晴らしい世の中になりましたね。
私たちの時代はまだクソ音質の違法アップロード楽曲を探し這いずり回ってた時代だったからなあ。(私の周りだけかもしれません。)
というわけで今回は中学生時代を振り返ってみました。
ダレトクなんだ。
おしまい
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