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3学期スタート〜意識して「見る」〜

3学期が始まった。
1年1組の子供たちはみんな元気に登校することができ一安心。

まずは休み明けということで、ゆっくりと子どもたち同士でコミュニケーションを取る活動から始めた。
休みの出来事をペアでおしゃべり
人数を増やして、4人グループでおしゃべり
自然におしゃべりできる子がとても多くなったように見える。
2学期の初めは、仲の良い友達以外とは全くしゃべれなかった女の子は、隣の男の子と笑顔で喋ってる姿を見て本人の成長を感じた。
またグループで話しているときには、おしゃべりが得意な子はなかなか話せない子に質問をすることで話を引き出してあげる姿を見られたことにも成長を感じた。

次にジャンケンでのグループ替え
ルールをどれだけ理解できるかと、友達とのコミュニケーションが取れているかをよく見て取れる方法だと思っている。

やり方はいたって簡単
①グループでじゃんけんをして、勝った順に、1から4の番号を決める
②自分の番号だけグループの場所を移動する
例えば、1グループで3番になったとすると、4グループに動くと言う具合だ。
ルールを理解できていればすぐにグループができる。しかしわからない子にとってはいくら考えてもわからない。
そんな時には、友達に自分の元いたグループと自分の番号を伝えてどこに動けばいいか教えてもらう。

2学期にはこれができずに、僕に聞きに来る子供が多かった。
しかし、今日やってみると、友達に聞いて移動できる方が増えていた。
中には全然違った場所に、自信満々で座っている子もいたが、正しく座ることが大事ではないので、それはスルー。

冬休み明けに子供たちがおしゃべりしている姿を少し意識して見ていることで、彼らの成長していることを感じることができた。
慌ただしく日々が過ぎると、何となくでしか見れていなかった時があったように感じた。

3学期は意識して「見る」ということをもっと大切にしたいと思えた日になった。

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