![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/155202505/rectangle_large_type_2_aa569b805104a1c63ec2ca5e86c99842.png?width=1200)
ヤタイカフェ〜数学者の時間〜
ヤタイカフェは素敵なオーナーを招いて少人数でじっくりと学ぶ学習会です。今回は桐朋小学校の伊垣尚人さんにオーナーとして来ていただきましま。ナオトさんには、LAFTという学習サークルで一緒に学ばさせていただいてもらっている。そのナオトさんと大和の先生をつなげたい!そして、数学者の時間について僕が学びたいという想いで今回の会を企画。そして、3連休初日にも関わらず、12名もの人が集まってくれました。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/155210299/picture_pc_e42bd61fa88f15635d35bc6aaa663343.jpg?width=1200)
ナオトさんのワークショップはあっという間の4時間。算数・数学の思い出を話し合い、有名な数学者の写真を見て調べ(誰1人わからない)、そして数学者の時間を体験しました。
特に、数学者の時間で「良問」と言われる問題を解く時間は参加者の皆さんが熱中して取り組んでいました。色々なところで「う〜ん」や「あっ!」という呟きが聞こえてくる。その環境で取り組むことで自分が閃く体験をすることもできました。
問題づくりにも取り組みました。これが難しい。大人のプライドなのか、ちょっと捻った難しい問題を作りたくなってしまう…。出来たと思って、自分で解いてみると設定を間違えていて頓挫。ただ、そのプロセスの中で自分がなぜ間違ったのかを理解するという体験をしました。
数学者の時間で実際に自分が学ぶことで、子どもたちが学んでいる時に感じるであろうことを体感しました。
今回のヤタイカフェは複数の視点から学びがありました。学習者の視点では、解いてる時に感情が色々と動くということです。解けない時には、う〜んと悩むし、他の人が出来たことがわかると焦ります。ヒントをもらい過ぎるとやる気がさがるし、分からなさすぎると投げ出したくなります。マイナスな感情ばかりになってしまいましたが、これらをしっかりとキャッチすることで、自分はどんな時に感情が動くのかということを知ることができました。
授業者の視点では、ナオトさんのカンファランスを実際に見ることができ、子どもへの関わり方がイメージできました。観察して、次に何をしようとしているのかを理解し、解決の糸口になるような提案をしたり、質問をしたりする。それを間近で見られたことは何より学びになりました。共有の時にどこまでヒントを話させて、どこでストップするのかもわかりやすかったです。
また講師としての話し方にも学ぶべき点が多くありました。とても穏やかなトーンで聞きやすく、安心して参加することができる雰囲気をつくってくれていました。
今回のオーナーを快く受けてくれたナオトさん。ありがとうございました。次回、第2弾として探究算数の回を行ってくれるという約束も取り付けたので大和の先生たちは楽しみにしていてください。