2学期スタート
子供たちの元気な姿が教室に戻ってきた。うちのクラスは1人も休むことなく2学期をスタートすることができて一安心。
長い休みが明けたので、「俺の机どこだっけ!?」と言っているような子供もちらほらいる。子供たちの様子を見ていると、久しぶりに友達になった子が多いそうで、何だか少しぎこちない。
1時間目は始業式をテレビ配信で行い、その後提出物の回収をしたり手紙を配布したりした。学校でこんなところだったなと思い出してもらう。
2時間目は4人グループで夏休みにあった出来事もした。僕もそのグループの中に入って一緒に話をさせてもらった。近い距離で話すことでいらない発見がいろいろあった。
あまり喋らない子だと思っていたのに、しっかりと話にオチをつけて面白く話していく子。自然に質問をしていて、話を深掘りしている子。まだ喋っていないのに話を聞いてあげる。1学期の時はあまり見取れていなかった姿が見ることができた。
今年度、子供の様子を見ることに対して去年までの違いを感じていた。それは高学年になり、交換事業や専科の先生の授業で、自分のクラスの子供たちとの接触時間が短くなったことが原因だと思っていた。しかし、子供たちの近くで話してみたことで、もしかすると距離感が遠かったのかもしれないと感じた。
低学年は嫌でも近寄ってきてくれる。しかし、高学年はそうでない部分もある。もう少し近くで子どもたちの様子を見ると色々見えてくるかもしれないと思えた。
そんなことを感じながら、グループトークを1時間たっぷりとやり、2時間目が終わった。子供たちの緊張感も少しほぐれ休み時間は1学期の時のような雰囲気に戻っていた気がした。
3時間目はクラスの仕事決め。これはサクっと終わり席替えもした。
4時間目には、夏の思い出の俳句作り1学期の作家の時間を実践していたおかげか、子供たちは考えるときに、自然と互いの作品を見たり、詰まっていた時に相談したりすることができていた。書いている作品を見てみるとものすごくストレートに書いている作品が多いので、明日は作家の技を伝えて今開いている作品のブラッシュアップをしていきたいと思う。
こんな感じで、あっという間に1日目が終わってしまった子供も1日かけて、夏休みモードから徐々に学校モードに切り替えているような様子だった。ただ子供たちを見ていいと思ったのは、やっぱり学校に集まってみんなに会う事は楽しそうだった。
学校のあり方はいろいろ考えるところもあるが、人が集まれると言う機能はとても大事なのではないかと感じることができた。