学校の共有ビジョンはどうつくる?どうつかう?
今日校長先生と久々に話をした。
来年度の学校運営についてのグランドデザインを考える会議を職員全体で行いたいのだが、どうやってその会議を進めていけばいいかと言う相談を受けた。
このような相談をしてくれたことに、素直に嬉しかった。
ただきっかけは、僕が年末反省に、ある会議について批判的な意見を書いたことだったが笑
グランドデザインというものが学校ごとに作成されている。
しかし、その作成の仕方や活用の仕方には課題があると思っていた。
校長先生もそこに課題を感じているようで、色々とお話をしてくれた。
僕の中でまとめると次のような問いだったと思う。
「職員が同じ方向を見て、教育に取り組むためには、グランドデザインをどのように作成したらいいのか。」
この問いは僕もとても興味がある。
校内研究でブロックで同じ方法を見て授業づくりをする事はできるようになったと感じている。
しかし、学校全体で同じ方向見て教育を行うことは難しいと感じている。
そのためにグランドデザインと言う、共有のビジョンをみんなで作成する事はとても意義があると思う。
一方で最近感じているのは、共通ビジョンは作っただけでは、ただの絵に描いた餅になってしまうのではないか。
つくった共有ビジョンをどのように活用していくのか、むしろこの方が大切なのではないかな。
この共通ビジョンに立ち戻り、自分たちの教育について振り返る機会をいかにうまくデザインしていくかが、学校運営においては大切なのではないだろうか。
作り方と同時に使い方も検討していかなければならない。
問いを作り直すと次のようになる。
「学びあえる職員集団を作っていくためには、グランドデザインをどのように作り、また活用していけばいいのだろうか。」
この問いについて、しばらく考えてみたいと思った日だった。
最後に校長先生に言われた言葉が嬉しかった。
「先生がいるとみんなの活気が出ると思っているんです。だから相談させてもらいました。」
自分が頑張っていることと、フィードバックしてもらえることがマッチすると、人は嬉しいんだな。
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