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フラスタを出す方法〜個人編〜
はじめに
どうも、こうした形でnoteに投稿するのは初めてとなります、ウメワタです。
私は、蓮ノ空のこと好き好きクラブのみなさんの一員であり、村野さやかさんの事が大好きで特に彼女を応援しています。
そして、さやかさんの好きが昂じて、「蓮ノ空3rd LIVE TOUR TRY TRI UNITY!!!~with DOLLCHESTRA~」、「蓮ノ空3rd LIVE TOUR TRI TRI UNITY!!!」で村野さやかさん、野中ここなさんにフラワースタンド(ここからはフラスタと呼びます。)を贈りました。そんなオタクが村野さやかさん・野中ここなさんにライブで出した経験を踏まえて、フラスタってどうやって出すのかまとめていきたいと思います。
またDOLLCHESTRAの公演では個人で贈り、TRI TRI UNITY!!!では、協賛を募って贈りましたので、それぞれの経験を踏まえて個人編、協賛編で分けて書いていきたいと思います。
この記事は以下の読者をターゲットにしたいと思います。
・蓮ノ空のこと好き好きクラブの皆さん
・フラスタを出してみたいけど、どうしたら良いのかよく分からない人
・推しの為に何かしたい人の為に、フラスタを出す事ってどんな物か知りたい人
そして目的として、この記事を通してフラスタは手順をきちんと踏まえて、管理を行えばきちんと贈れる事、フラスタを贈る魅力について少しでも色々な方々に広げる事で、誰かの背中を押したいなと思います。
またこうしたブログを書くのは初めてなので至らない点もあるかと思いますが、ご了承頂けると幸いです。(こうした方が良いよ、というコメント等は大歓迎です!)
どうしてフラスタ?
冒頭で話した通り、村野さやかさんの事が本当に滅茶苦茶好きなのですが、蓮ノ空というコンテンツは時間が限られていて、その中で好きだからこそ、後悔しない自分なりの応援ってなんだろうとずっと考えていました。
自分は、絵を描ける訳でもないですし、素晴らしさを日常的に発信できる訳でもない、特に芸で秀でた物を持っていないオタクなので、「じゃあどうしたらええねん。」と自分なりに強い気持ちはあってもモヤモヤしていた時はあったと思います。
それでも自分なりに出来る事ってなんだろうとたどり着いたのがフラスタでした。昔、別コンテンツでフラスタを出した経験がありましたのでこの経験を単純に活かせる事、個人的に普段の日常生活で計画を立てたりするのが好きだったので自分の特技を活かしやすいな、という事と何より花を贈るという形で自分の好きな気持ちで応援したい気持ちを具現化するのが本当に良いなと思ったので絶対に村野さやかさん、演じてくれる野中ここなさんにちゃんと自分で届けたいと思ったからでした。
デザインを決める
お花を出す決意をしてまずやる事は、どんなお花を作るのかデザインを考える事です。
個人で出した時は、フラスタ全体、イラストパネル、木札で分けました。
フラスタ全体のデザイン
私の場合は、特別デザインがうまい訳でもないので、巷ではどんなフラスタが贈られているのか一通り調べた上で、どんな花を贈りたいのかざっくり決めました。
私の場合は特にこういうデザインが良いなとかそういうは思いつかなかったので、シンプルな感じで良さそうな物はどんな物があるのか諸々写真を見て考えたと思います。
ちなみに大きさのイメージですが蓮ノ空のライブなら、今まで、高さ180cm以下×底辺(スタンド足部分)が40センチ×40センチ以下(装飾部も含めてはみださないように)を指定されているので、レギュレーションが発表されていない状態も一旦こちらをベースにデザインしてもらっても良いと思います。但し、レギュレーションが発表された時に、万が一デザイン変更等の影響が無いか必ず確認は忘れないようにしましょう。
(ちなみに蓮ノ空はこれまで基本的に開催1週間前辺りとかなりギリギリのタイミングで発表されます・・・。)
そしてざっくりとイメージを固めた後は、贈りたい想いを届ける為にどんな花を贈りたいのか、贈りたい言葉と同じ花言葉の花は無いか、調べました。
ただ現実としてお花の種類を指定して花屋さんに用意してもらうのは基本的に出来ないので、該当する花の色を確認して、この色の花を贈りたいとデザインに落とし込んでいきました。
例えば、DOLLCHESTRAの公演で贈った花に関しては以下のイメージで色を指定しました。
・青・・・村野さやかの群青色
・白・・・花言葉が「期待」のゼフィランサスをイメージ
・黄色・・・花言葉が「貴方を見つめる(Runwayの歌詞の「そばで見ていて」を意識しました。)」のひまわりをイメージ
そして、贈りたいお花を決めたら全体のラフデザイン(どんな形のフラスタが良いのか)を書き起こして、キャラクターのイラストパネルをこういう感じで配置して、木札はここの位置で・・・という形で最低限のイメージが伝わるようにラフを作成しました。
フラスタのデザインですが以下のシートを使う事をお勧めします。
こちらのシートには細かく定規も書かれているので大きさのバランス調整をしやすく、より正確に作りたいイメージを伝えるのに重宝すると思います。
https://87shigoto.com/flower/designsheet/
イラストのパネル
イラストのパネルについてはシンプルにお花にこういうデザインのイラストパネルが添えられていたら良いなという形で軽くラフを描いて、絵師さんに依頼する際にわかりやすくオーダーするように、こういう表情で、こういうポーズにして欲しいという内容を箇条書きでまとめました。
ちなみにパネルの大きさ等の仕様は2回とも以下でまとめました。
・大きさはA3以上、A2以内(A2用紙で作成)
・解像度は200~250dpi
・拡張子はai/psd/pdf/jpg/png/tif/eps ※1
・どう切り抜くかのイメージ (カットラインの案)※2
※1 拡張子に関しては後ほど説明する印刷の発注と関係しますが、注文先の印刷業者によって変わる場合がございますのでご注意下さい。
※2 カットラインについては後の「印刷の手配」で説明する印刷業者のプリオであればカットラインをむこうにお任せ出来るので必要に応じてご判断ください。
木札について
木札に関しては実は書体のデザインを予め指定する事が出来ます。
こちらについては花屋さんと相談して「こういう書体でお願いします。」という形で調整を行えば問題ないと思います。
後は木札にどのような内容をどのような色で書けば良いのかデザインに書き起こせばOKです。
こちらは比較的すぐに終わると思います。
花屋に相談する
フラスタのデザインが決まったら、花屋さんに相談します。
こちらのタイミングですが私の場合は1ヶ月前に相談しましたが、正直もっと早く相談した方がもっと余裕もって諸々調整できていたよなと思います。
なので遅くても2ヶ月前に相談するのが良いのかなと思います。
花屋さんですが、私の場合は大阪で出したので、大阪府でおすすめのフラスタをネット検索で調べて、直感で決めました。
そして、相談を依頼する際、どのように持ちかけたら良いのかよく分からなければ、「デザインを決める」で作成したフラスタのラフデザインを連携した上で、以下の3点をまず確認するのが良いのかなと思います。
・ラフデザインのイメージでフラスタの作成は可能か?可能であれば見積もりはどのぐらいになるのか。
・万が一キャンセルが必要になった場合、キャンセル料はどのようにかかるのか、いつまで可能なのか
・(相談するタイミングによって)レギュレーションが発表されてなければその旨を伝える。
上記に加えて初めてである事を事前に話しておけばフォローしてもらえるかなと思いますのでこのような形でまずは依頼してみる事をお勧めします。
ちなみに相談方法ですが私は初回にお願いする際はメールでラフデザインを送り、電話とメールで調整を進めましたが、花屋さんに訪問する約束を事前に行ってから直接対面で相談したり、zoomで相談したりする等、色々な方法を取れるのでお店に事前に相談してから好きな方法で調整を進めてみてください。
イラストパネルに関する相談
こちらはタイミングとしては花屋さんと相談してみて、デザイン通りに出す目処が立ったタイミングでイラストを描いて欲しい絵師さんに依頼をするのが良いかと思います。
絵師さんに分かりやすくオーダーする為に「デザインを決める」の「キャラクターパネル」でデザイン案に落とし込んでから頼みましょう。
ここで大事なのは誠意を持った上で、お礼等はどのような条件であれば引き受けてもらえるかきちんと確認しましょう。
また結果として今回依頼する事が出来なかったとしても、相談を受けてくれた事に対して感謝の言葉を伝えましょう。(これは当たり前の礼儀だと思いますが・・・)
私の場合、2回とも環月紙袋先生に依頼しました。
日頃から紙袋先生のイラストを追っていて、描いてくれる村野さやかさんのイラストが本当に好きだったので、とりあえず出来るだけの誠意で頼もう・・・という形で依頼をしましたが快く引き受けてくれました。
また、先生自身もフラスタの企画をやっている中で、イラストに加えてフラスタの進め方に関しても相談に乗ってくれました。
本当に感謝してもしきれないです・・・。
印刷の手配
イラストが完成したら印刷業者に印刷を花屋さんに配送するように依頼します。
どこが良いのか分からない、という方はこちらがお勧めです。(というか基本ここ一択だなと思うレベルで自分は重宝しています。)
プリオは、フラワースタンドのパネル印刷のノウハウが豊富で、ブログ等でフラスタのパネルの印刷に関する解説のページ等も設けています。
印刷が可能なデータ拡張子ですが、「デザインを決める」の「イラストのパネル」で触れた「ai/psd/pdf/jpg/png/tif/eps」のファイルであれば原則印刷可能です。
また、本当にありがたいのがカットラインの作業をむこうに委任する事が出来ます。
しかも無料なのでカットラインを自分で細かく指定したい!というのがなければ、是非利用しましょう。
また、用紙についてですが、これはイベント会場のどこで飾られるのか予めきちんと予想した上で、決める必要があります。(基本的にはどこで飾られるのかはアナウンスされない為、開催される会場の過去の実績等を確認して決めましょう。)
例えば屋内ならイラストパネルは等身大パネル(屋内)で、屋外の実績が多ければ、等身大パネル(屋外)を注文しましょう。
用紙の種類についてはマット紙でも十分綺麗に印刷されるのでこちらで問題ないです。
また注文する際にむこうに届けて欲しい日時も送信する事が出来るので、イラストのデータが来る前に予め注文しておいて、イラストが完成されたらデータをむこうに送信して、印刷手配を進めてもらう、という手配が一番スムーズだと思います。
ちなみにイラストのデータを入稿してから発送するまで大体1週間程度で見積もりましょう。
最後の調整
後はパネルが届いて、花屋さんに無事に届いた事だったり、問題等は無いかきちんと確認しておきましょう。
また、祝花の送付先や納品日時、回収日時が分かれば、すぐに花屋さんに連携しましょう。
そして最後に配送する前日に花屋さんの方から完成品の写真を送ってくれると思いますので、改めて問題がないかきちんと確認しましょう。
微調整であれば連絡して、すぐに対応してもらえるはずなので最後の確認はどうか後悔しないようにきちんと行ってください。
飾られている所を見て、イベントが終わって無事に回収されるまでがフラスタ企画です。
最後に
個人で出す場合はざっとこんな感じになります。
調整は確かに大変ですが、手順をきちんと踏めば推しに自分の気持ちをきちんと形にできた時の達成感はかけがえのない物となりますし、きっと推しにとって大なり小なり応援する気持ちを形として届けられると思います。
協賛を募る場合はまた別の機会で色々書きたいと思いますのでどうかよろしくお願いします。