ラジオ収録とええ声
わーい日記だ日記だー!
まだ晩ご飯食べてない、お腹すいたー。
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今日はMBSラジオの番組「ありがとう浜村淳です」に出演させてもらった。
浜村淳さん。関西以外の人には伝わりにくいのですが、偉人なんですよ。多分関西人の浜村淳認知率はアンパンマンより上ではなかろうか。
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さて、みなさん。スゴイいんですスゴイんです。何がすごいかと言いますと、このラジオ番組、今年で46周年なんです。しかもこの人、その間編成上の理由以外は1回も休演していない。そんなことできる人が他にいるでしょうか。いえ、いるはずがありません。
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分かる人にだけ伝わる浜村淳さんモノマネ。
彼の語り口に取り憑かれる関西人は多い。
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浜村淳さんはもちろんだが、声が良い人に憧れる。
こんな仕事をしていると「怖い語り」を期待される機会も多い。
最適な声とは中村義洋氏の声であることに異論はないだろう。え、知らない?いや絶対知ってるハズ。
「おわかりいただけただろうか?」の声、と言えばおわかりいただけただろうか。
私のキーは甲高く、どうにもこうにも怖い話に向かない。声にガキ大将の側近みたいな軽さがある。「アニキ、やっちゃいましょう!」あたりのセリフがベスポジの声だ。あんまりだ。
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声の美醜は一体何から生まれるのか。
顔の美醜はなんとなく説明がつく。
進化心理学では「顔が左右対象であること」「平均的な顔であること(あらゆる人間の顔を平均化すると美人、ハンサムがモンタージュされることはよく知られている)」を端的にいうと「健康の証明」と捉えるからだ。※詳細は「進化心理学から考えるホモサピエンス」を読んでほしい。昨今のジェンダーロール議論にデンプシーロールをぶちかます恐ろしい本だ。
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声の良し悪しは健康に結びつくのだろうか。どちらかといえば私達が良いと認める男性の声は低く渋い声が想像される。声楽界においても、生主のイケボにしても若くて軽い声より渋くて重い声が好まれる。
果たしてこの声に魅かれるのは、生存戦略上のメリットがあるのだろうか。
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この謎を解明すべく、我々スタッフは大秘境アマゾンの奥地へ飛んだ。
ようはAmazonで調べた。
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あんま、分からない。
多分声変わりしている=生殖可能年齢である、の証明あたりかな。分かったところで私の声は渋くならないしな。
Amazonで「8割の人は自分の声が嫌い (角川SSC新書) 」という本のタイトルをみて「みんなそうなんだね」っていう安心感を得たのでよしとしよう。
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飯食べた。
ごちそうさまでした。
来世、救われます。