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Photo by
mitsuki_haruta
ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ
お話
1970年、とある学校の寄宿舎で、嫌われ者の堅物教師と友達のいない生徒、料理長の黒人女性が、ある事情により一緒にクリスマスを過ごします。
感想
これは泣けるやつ。うるっと来てしまった。渋いです。渋泣き。
あまり前情報なく、さくっと観て頂きたい。
ハナム先生の美術館での課外授業がいいです。
先生と生徒ってのはいいもんだね。
何となく偶然に一緒に休暇を過ごすことになってしまったはぐれもの達が、最初はお互いうんざりしてるんだけど、人生のエアポケットみたいな期間を一緒に過ごすうち、だんだん本音がタマネギの皮を剥けるように出てきて。。。
そうすると、お互いの魂の純粋なところが見えてきて、なんだアンタいい奴じゃないか。ってなるやつですね。
(いい奴同士でよかったよ)
まあなんかこの監督、変なとこで下ネタ入れがちなんですが。。人間なんかしょせん猿じゃい。みたいな事言いたがりなんだよな。まあわかるけども。
ともあれ、ラスト「君は大丈夫だ」っていうのが優しくていいなあ。
頑張れ。お前は大丈夫だ。って心から言えるようになったんだよね。
なんとなく「菊次郎の夏」を思い出したりもしました。おすすめ。
もう一回観ようかな。