友人からの質問に答えられない
友人は私の結婚式の友人代表スピーチをしてもらっていた。
だから保険にはてっきり契約するものと思っていた。
今では個人情報が厳しくなっているが当時は1ヶ月のトレーニングの間に友人等に電話して今研修で保険の分析の勉強してるから証券をFAXで送って!と連絡していた。
私と同期で入社した人もいたので競いあって連絡していた。
結果、証券のFAXは確か50人くらい送られて来ていた。
あらかじめ証券を分析しているので加入している内容はわかった上で面談していたのである。
もちろん友人の加入している加入内容もわかった上でアプローチしていった。
会社でトレーニングを受けた反対処理も完璧だ。
但し教えられた反対は完璧の状態で…………
仕事終わりに一緒に飯を食いいつものように和やかな会話が進んでいた。
でも頭の中は契約をなんとしても取るぞ!
こんな保険内容じゃお前騙されてんだぞ。
ちゃんとお前の本当に役に立つ保険を作って来たから
早く本題に入ろうぜ。
友人には終身保険3000万の設計書を既に作って鞄の中に入れていた。
食べ終わった後、友人の家でいよいよはじめてのアプローチだ。
アプローチ、プレゼン、クロ-ジング、申込み、紹介
一気に決めてやる( ̄^ ̄)
会社案内は特に力を入れて友人に俺は熱く語っていた。
保険の基礎を話、多くの人がこういう保険に入ってるんだよ。
どう思う?
ふ~ん そうなんだ~
あれ?反応が違うぞ!Σ( ̄□ ̄;)
お前の保険分析したらさぁ~
まさにこれなんだよ!
……………
あれ?Σ(゜Д゜)
教えられた反応にこれはなかった……
マジかよ……
俺はすぐに終身保険3000万のプレゼンに入ってしまった。
これは保険料は60歳まで変わらないし払込終われば一生涯の3000万の保障があるんだ。
60歳まで払込保険料は総額◯◯円で解約したら払込した以上のお金も貯まってるから貯金にもなるんだ。
と一気にプレゼンしていた。
で、保険料はいくらだと思う?
ん~今と同じ?
(んなっ訳ねぇだろって心の中で思った)
あれ?Σ(゜Д゜)
またまた反応が違うぞ!Σ( ̄□ ̄;)
なんか面倒臭そうな雰囲気がさすがにわかる…
そして保険料を提示する
高いなぁ~今より倍かぁ~
でも教えられた通りだと今の保険は10年毎に保険料が値上がりして60歳まで死ねば◯千万 死ななかったら保障は切れちゃって
今まで払った保険料はほとんど掛け捨てになるんだ。
だから今の保険料は今より高いけど良いだろ?
よし!わかった。cocoも頑張ってるから保険料高くなるけど契約するよ!
と言う筋書き通りに行くはずだった………