揉める争族(相続)
長男夫婦より相続の相談がある。
昨年母親が亡くなった時にもある程度の話は聞いていたが…
日曜日の朝にお客様より連絡あり、今日時間ありますか?と突然の連絡。
その日の午後より面談した。
時系列で今までの経緯を聴きながら家系図を書いていく。
母親の金融資産は○○銀行にある為、銀行主導で話が進められている。その手数料は110万と言う。
資料等見せて貰うがこれが110万の仕事かと唖然とした。
銀行からのグループ会社の不動産会社、銀行が指定した司法書士。どれも全くダメである。
金融資産に近寄って来るハイエナのようだ…
母親は要介護3で長男の妻が何年もの間、介護していた。
次男夫妻はその間一切、関与していない。
母親が亡くなった3日後に母親の姉が亡くなった。
姉は独居の認知症で子供はなし。
遺言書があり金融資産は甥っ子の長男、次男で半分。
土地建物は次男へと言う遺言書だったようだ。
そもそも争族の発端は次男の妻のようである。
母親の金融資産は3500万ずつで良いが土地建物の分は現金でよこせと言って来た。
時価で1500万であるので750万で遺産分割協議を提案すると次男の妻が1500万よこせと言う。
売値で3000万くらいだからその半分と言う理屈らしい。
生前に母親からは姉の土地は次男が貰うから母の土地は長男ヘと言っていたらしいが、遺言書がない。
死人に口無しと言われたとの事。
次男の妻としては発達障害の成人した子供がいるので少しでも財産を取りたいのだろう。
来週、再度面談するが相続税の申告が迫っているが…
お客様に状況を聞くと来週は銀行紹介の税理士と面談のようである。
どうしたら良いものか…