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出口を考える
20数年前に退職した営業マンから引き継いだお客様が昨日お亡くなりになられた。93歳であった。
引き継いだ当初から死亡保険金の受取人を3人にしていた。
妹3人である。
受取割合は
長女34%
次女33%
三女33%
三女だけは引き継いだ後に契約していた。
長女、次女は体調の関係で引き受け不可である。
昨夜、12時頃三女から死亡の連絡を受けた。
老衰と言う事であった。
本来であれば翌日、電話で本社に手続きをしてその日のうちに死亡保険金を支払うことが出きる。
しかし、受取人が複数人の場合には電話で即日手続きは出来ないのである。
前任の営業マンは支払う時の出口についてお客様には提案してないのであろう。
それぞれを受取人にして3口に分けた契約形態にすることにより即日、電話で手続きをすることが出来る。
ちょっとの発想をするだけで出口での対応は簡略化出来るのだが…
契約を取ることだけを考えていてはこのようなことになる。
書類を揃えて手続きをしていくがお客様の手間も増えてしまう。
俺のほうも書類での手続きは高齢のお客様がわかりやすいように案内して行くことになるので時間は取られる。
いかにいざと言う時に迅速に支払い簡略化出来る契約形態かを考えないといけない。
生命保険は出口(死亡、高度障害)が大事。
目先のことだけしか見えない営業マンは消えていくのは当然の結果である。