娘から親の相談事例

娘から母親のご紹介がありました。

銀行より遺言信託の提案をされているようで母は何もわかっていないので提案書を見てほしいと言う事でした。

銀行にはある程度の定期預金がありました。

そもそもなせ遺言信託なのか？
そんな話からお聴きしていきます。

家族構成は旦那様は他界しています。
子供はご契約者の娘さんと妹さんです。

生命保険にはお母様は加入していません。

定期預金にそのまま残して亡くなった場合。
遺言信託を契約した場合。

それぞれについて分かりやすく説明していきます。

いかに二人の娘さんに財産を残すかを考えていました。

ご提案したものは、生命保険の非課税枠を使うと言う事です。

生命保険には、500万円×法定相続人の人数が非課税となります。

法定相続人は2人になりますので。
500万円×2人=1000万円となります。

定期預金の一部1000万円を生命保険に移すと言うイメージです。

契約形態は、契約者、被保険者は母親。
受取人は娘と言う形にしないと非課税枠は使えませんので注意してください。

遺言信託をする以前に対策は色々あります。
とにかく手数料が高すぎる。
そこまでする意味はない。
銀行の都合でしかない提案である。

銀行が提案したから間違いないと思うのは、間違いです。