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飛騨の匠がつくるこだわりのチェア

こんにちは十二十家具の鈴木です。

店頭に並ぶ椅子たちの中でも販売本数1位を誇るダイニングチェアの魅力をご紹介します。

この椅子との出会いは家具の祭典、九州の展示会場が出会いでした。
年に4回開催される展示会は全国の家具屋のバイヤーが集まる一大イベント
で主催者も九州各地や北海道、岐阜県と大型産地から集結します。

第55回大川家具 新春展

初めて出会ったときにこの細い脚の接続部の繊細なつくりに驚き、惚れ込んだ椅子でした。それもそのはず、この椅子は岐阜の飛騨地方で作られている椅子で飛騨地方とは古くから有数の神社仏閣などの建造に携わりその高い技術を後世に継承した、ものづくりの集団です。特に一番むずかしいとされる椅子づくりを得意としています。

初めての出会い

背中の曲げの部分は曲げても耐えられるかの良材の見極めから始まり曲木専用のプレス機で徐々に曲げながら乾燥させます。職人が1脚づつ木の状態を見ながら微妙な力加減と熱加減で手作業で行います。

背中のフィット感を生み出す曲木

細く美しい脚のフォルムを出すためにはめ込み式(ホゾ組)にして茶色い部分には切り込みを入れて茶色いくさびを打ち込んで抜けないようにしています。そのあとは全て手作業でつるつるに磨いて工程終了です。

釘を使わない技法です。

抜群の座り心地を実現する座面の中には布ばね(ダイメトロール)が入っており、底付感のないフィット感を生み出しています。座面には除菌可能な合成皮革を採用。

生地はセレクト可能です。

テーブルに肘を引っ掛けてお掃除楽々です。ルンバは通りません。
※メーカー推奨していませんので自己責任でお願いします。(-_-;)

肘をテーブルにハンギング

話したいことは山ほどありますが、大量生産品にはない美しさと丈夫さを兼ね揃えたダイニングチェアです。たくさん販売して、この伝統技術を残すお手伝いをできればと思います。

最後までご閲覧ありがとうございました。

<来場予約はこちらから>
HP:https://www.tonito.jp/
オンラインストア:https://tonito.online/




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