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30歳カメラ初心者、野鳥撮影用のレンズを買う。

ついに買ってしまった。

M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 II
野鳥観察等に適した、高倍率(35mm判換算:600mm相当)の望遠レンズとのこと。

元々私はカメラをあまり使ったことが無く、何か撮りたい時はスマホのカメラを使用し、時々旅行などで妻が持っているOM-D E-M5 MarkIIを借りるくらいだった。

私は鳥が好きなので、たまにX(旧:Twitter)のタイムラインに流れてくる鳥さんの写真を見てよく癒されていた。
写真撮影には前々から興味はあったものの、「鳥さんを撮影する事ができる高倍率のレンズなんて、どうせ10万以上するだろう」と考えていた。
ただ調べてみたところ、どうやら4万程度で野鳥撮影に使える倍率のレンズがあり、たまたま家に合うカメラに適合するため思い切って買ってみたのだ。

さっそく家に届いたレンズをカメラに付けてみる。

なんかデカくね…?笑

本来、カメラにレンズが付いているはずなのに、逆にレンズにカメラが付いているようなアンバランス感を感じる…。笑

とにかく撮影してみよう。私はカメラの初心者だ。
レンズのキャップを取り外す事さえ、今の私には緊張の一瞬だが、まずは部屋の隅っこに立って撮影をしてみる。

お…?

あれ…?

なんとか…?笑

めちゃくちゃブレる。笑

元々調べた感じでは、OM-D E-M5 MarkII自体に手ぶれ補正があり、またこのレンズにも手ぶれ補正があるのであまりブレないと聞いていたが、あまりにもカメラに慣れておらずとにかくブレまくる。

これは鳥さんをちゃんと撮影できるようになるまで時間がかかりそうだ…。笑

ただ、なんでもない物をとっているだけで楽しい。手ぶれを抑える練習ですら楽しく感じる。

家にいても、常に意識がカメラの方に向かってしまう。ワクワクが止まらない。

これまで鳥を外で見つけても、その時の一瞬にしか会えないのが、少し寂しかった。
しかしこれからは一期一会だった鳥さんに、いつでも何度でも写真を通して会えるようになる。

昨年末、上野で開催していた鳥展で出会ったルリビタキさんとキビタキさん、一度でいいから、野生のこの子たちに会ってみたいのだ。
こんなにきれいでかわいい鳥がこの世にいるなんて、これまで知らなかった。

はやく家の外に飛び出したい。
人生の楽しみが一つ増えた気がする。
これからたくさんの鳥に会うんだ。
(もちろん手ぶれを抑えられるようテクニックをあげてからの話になるが)

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