〔01-06〕思い込んだらロックンロール
フリーペーパーだって言ってんのに『金を取れ! なんでいつもタダなんだよ! もう!』と怒ってくる友達がいる。ふははは。いいよね。好きよ。大好きだし、ありがたいし、私も私と友達なら、そう言うかも。なんだけどさ、とにかく、こっちが金を払ってでもインタビュー原稿は読んで欲しいのよ。
昔たくさんスタッフがいて、私が若く、思うさま無鉄砲で、チェリータイムスに体力があった時代には、定期購読の希望者は住所と名前をメールするだけで、2ヶ月に1回、毎号ポストに無料で届くっていうのをやってたんだけど。たしかに、今思えば少し気が触れてると思う。ふふふ。無料の本を作って、ホントに金払って読んでもらうバカどこにいるんだよっていう。しかし、切手代だろうが、なんだろうが、金を払うというアクションが挟まることで、インタビューを読む人が減るのがヤなんだ。とにかく多くの人に原稿は読んでもらわないと意味がない。今回のYUKARIさんのインタビューについても当然そうである。
そこで、その友達の言葉を真に受けて、チェリータイムス読者のような人々に『すいませ~ん! ちょっとだけお金もらえませんか~?』と言うために、私の配偶者であるクラーク内藤と2人で、新装版チェリータイムスの発行についてと、2021年2月23日(火・祝)に下北沢BASEMENTBARで行われた、ニーハオ!!!!とチェリータイムスの共同企画『PEEKA BOWL!!!! 2021』についてなどなど、ダラダラ~っと喋ったものを原稿にして、有料で公開してみようかな?と。
私的には読んでくれたら嬉しいし、そこそこ面白いと思うんだけど、広く読まれなくても大丈夫というかんじのものです。狭い範囲の人に送るラブレターのような。ふふふふ。ということで、ラブレターを公開するので、お金くださ~いというようなことです。あと、もう40歳だし、続けるために、みんなに甘えることも覚えてみようかな?みたいなことを思ってのそれです。
読むのに必要なお金は600円です。半分の300円は写真家の小野由希子のフィルム代に。もう半分はチェリータイムスの印刷代になります。もし、時間とお財布に余裕があったら、よろしくお願いします。
あと、私の本名がアキコなので、内藤さんがアキちゃんと愛称で呼んでて、分かりにくいんですがカワイイので、そのままにしてあります。
すいませーん。はい。では、どうぞ~。
TEXT:TONG
話し相手:クラーク内藤
ライブ写真:小野由希子
▶︎新装版 "チェリータイムス" 製作
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¥ 600
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