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星降る夜に
バスに揺られながら夢のなか あなたとおしゃべりしていた
目を開けるとオレンジ色の大きな月が目に飛びこんできてバスを降りる
オレンジの月を背にピンクの壁をめざし歩く
壁の向こうから漏れる音に胸が高鳴る
つくばにて
自虐的で挑発的で でもきっとまっすぐなひとの放った言葉、
灰色ロジックを聴くと風景が思い浮かぶんだって
わたしもそうおもう、
わたしもそうだ
歌詞に自分を重ねるわけでもなく、ただ、風景をながめるように音に耳をすませて
目の前の風景や記憶の中にある風景に目をこらす
そうしていると言葉が湧いてくる
ステージから発される魂の音を聴きながら
内から言葉が湧いてくる
ほかのどこにもない感覚に惹かれ きょうも此処に立つ
緻密に組みたてられた曲の連続とただただ真っすぐに語られる言葉が 限られた時間を拡張して きっとわたしたちみんなひとつになっていた
22時9分の終バスまであと20分
双子座流星群の夜だ、バス停で出逢った女の子とふたり
流れ星をさがした
生活の柄、ツアーファイナル、
つくばでみた流れ星
来年もまた此処で逢おうと