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1週間の定着

親類や親しい人から、体調面をたずねる連絡がいくつか届く。都内に住んでいるから、心配してくれたのだろう。ありがたいことに、家族に体調不良の人はいない。

青森の実家や、山形の義実家と遠隔だんらんをする。短時間だけれど、安心感をもたらす。上の子は話すことがなくなり画面に収まることを拒否したり、急にやってきたりするけれど。

勤務中は上の子の作業を見守ったり、下の子がグズらないよう近くにいたりしながら原稿を書き、校正をする。夕方になるにつれて立ち行かなくなるけれど、なるべく早く気持ちを切り替えて働き上げる。

毎日ほぼ決まった時間に、家族全員で体操をするようになった。会社にいると、体を動かしたくても周りの目が気になってしまう。その分、家では思いきり動かせる。肩の可動域が少し広くなった。

もともと下の子が夜中に起きるので長時間の熟睡はできなかったが、最近うまく寝入りすることが少なくなっている。気持ちが落ち着けば、とは思うが、まだあれこれ考えてしまう内は続くかもしれない。

もう4月中旬だという気持ちがある。新たな毎日が定着すれば、時の流れを早く感じる。今までのように、1ヶ月があっという間に過ぎるかもしれない。無事ならば、それでよい。

緊急事態宣言下の日常は早く過ぎていって構わないけれど、なるべく記しておくことは、ためらわずに続けたい。

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