フリーランスの「MTGぼっち」問題が発生~将棋の感想戦が孤独を和らげる~
こんにちは!
トナシバ編集長の佐野です。
とうとうトナシバのマシュマロに初めての投稿が!
ないわけなんですけど、最近フリーランスになった友人に相談をいただいたので、トナシバで答える形にしてみます。友人を便宜的にロンリーさんとしましょう。さみしそうですね。ちなみに日本人です。TOEICは勉強が苦痛でテスト当日に辞退したそうです。
IT系のコンサルティング会社に4年ほど勤務していて、2019年の9月にフリーランスになったロンリーさん。ある会社にプロジェクトマネジメントのメンバーとして関わっているそうなのですが、「孤独を抱えている・・・」とのことです。詳しく聞いてみましょう。
「MTGぼっち」になってさみしいです。どうすればこの孤独は解消できますか?
佐野:
何やらフリーランスになってから会社員時代にはなかった孤独を感じているみたいですね。
ロンリー:
今が会社員からフリーランスになった変化を感じるかもなのかなーと思うんですけど。例えば14時にMTGに出るためにオフィスに行くじゃないですか。そうすると前のMTGが直前までやってる時ありますよね。
佐野:
長引いたりしますもんね。
ロンリー:
この時に孤独を感じるんですよ。前のMTGの雰囲気が良かったら「あぁ、ついていけない」という孤独を感じますし、雰囲気が悪かった時なんて「来てすいません」と思っちゃうほどです。
佐野:
わかります!「部外者ですいません」って思っちゃいます。私も出戻りして1年間は契約社員でして、正社員の仲間になぜか引け目を感じちゃってました。その時の感覚に近いです。
これはロンリーさんが飲んでいた青汁。甘い、甘すぎる・・・苦くないあ青汁なんて・・・
「将棋の感想戦」で「MTGぼっち」の孤独を和らげられる
ロンリー:
そうなんですよ~。もちろん周りの人はなんとも思ってないだろうし優しいんですけど、自分で孤独をつくり出しちゃってるんですよね。これどうしましょう?
佐野:
んー。「将棋の感想戦」作戦ですかね。
ロンリー:
あれ、佐野さん将棋しますっけ?
佐野:
崩し将棋くらいですね(笑)。将棋ってあの張り詰めた空気の中で一戦交えた後に、お互いの手の感想を言い合うらしいんですね。そこで「うわ、すごいですねー」、「いや、あの手にはこちらも焦りましたよ」なんて和やかな空気で話すみたいなんです。
ロンリー:
空気が一気に変わるんですね。
佐野:
あれ、いいなーといつも思うんです。だからロンリーさんも感想戦をする時間をつくって、仕事のこぼれ話とかして徐々に距離をなくしていけば孤独から解放されるんじゃないかと思います。
ロンリー:
そのためにできることは・・・あ、シンプルですね。MTG終了時間が15時だとしたら、15時30分に出ればいいようにスケジュール組むとか。
佐野:
そうそう、ぎっちぎちにスケジュールを組まないで余白を残すだけです。そうするとその余白で「そういえばあの件さ~」とか、別の話も聞けたりします。
ロンリー:
あー一つのプロジェクトだけを理解するだけじゃなくて、会社全体を把握できるかもしれなくて良いですね。私はプロジェクトマネジメントの仕事をしてるんですけど、その窓口の部署だけじゃなくて営業や人事の部門に起きていることも知っていると仕事がしやすいです。
佐野:
余白でわかることありますよねー。今話しているこの「フリーランスのMTGぼっち」の話も、最初は「いかに案件を獲得するか」を話していて、それにそれて「そういえばさみしい」になりましたからね。
ロンリー:
今日の最大の学びは案件獲得の仕方よりも「将棋の感想戦」戦略でした(笑)。
佐野:
複雑な気持ちではあります(笑)。
本日のトナシバビリティー(複業力)ポイント
フリーランスの孤独問題、あるなーと思います。自由と孤独はトレードオフですね。だからエーリッヒ・フロムは「自由からの逃走」の中で孤独の問題も論じていたのか・・・と思ったんですけど、トナシバメンバーには一刀両断されそうです。
気になるので、機会をみて「フリーランスのぼっち問題」を聞いてみようと思います。
フリーランスのあなた、複業家のあなたは「外部人材の孤独」を感じることはありますか?あったらぜひマシュマロから教えてください!
私はマシュマロから投稿が来ないという孤独を感じております。
(執筆:佐野創太、編集:誰か欲しい、デザイン:誰か欲しい)
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