
あきらとさんへの手紙:noter同士の距離感について、正直いうと私は深く考えたことがない
note同期(noteをはじめた時期が一緒くらいの人)のあきらとさんが悩んでいる。あきらとさんとは仲良くさせてもらっているし、学生時代も会社員時代もなぜか同期愛は強い方だったから、今日のnoteはあきらとさんのために書く。
ラッキーなことに、あきらとさんと私、お悩みの件に関しては考え方が全然違うみたい。寄り添う感じのお悩み相談ではないけれど、こんなやついるんだ、と自分と違う考え方に触れることで、もしかしたら肩の荷がおりるかもしれない。これはあきらとさんへの手紙だけれど、同じような悩みを持つ方も、よかったらどうぞ読んでみてください。
noter同士の距離感、たぶん、noteをどれだけ読むか、スキやコメントをする基準、Twitterでの絡み方/頻度に、あきらとさんは悩んでいるっぽい。
ぼくの観測範囲内ですが、noter同士の距離感に悩むケースが増えている気が。
— あきらと (@sutoramu) August 13, 2019
素敵な人柄が滲む投稿が多い分、個々人とのつき合いを大切にしたいけれど、ある程度の分量があるテキスト主体の絡みは時間と体力が想像以上に必要であり、自らの振る舞いと時間のキャパを天秤にかけざるを得なくなってくる。
思考した結果、note自体との距離ができてしまうのか。それとも、各自それぞれのつながり具合が段々と最適化されていくのか(めちゃ仲良い人と、段々疎遠になる人とに分かれるのか。そこはリアルと一緒だけれど。
— あきらと (@sutoramu) August 13, 2019
寂しい気もするけれど、ぼくは自分のキャパと相談して、身の振り方を考え中。
noteで出会った人との距離感についてすごく真面目に考えてるんだね。私、考えたこともなかったや。
なぜ考えたことがなかったかというと、リアルの友達づきあいがけっこう気まぐれで雑で、note上の人づきあいもそれでいいと思っているからだ。
私はリアルの友人と連絡はこまめになんか取らないし、数年連絡していなかった人をいきなりゴハンに誘ったりする。
それでも仲良い人とは仲の良いままだし、私が個人的に相性悪いなぁと思っている「本当の友達なら〜〜してくれるはずだ」というタイプの人とは勝手に縁が切れるので、いいこと尽くしだと思っている。
リアルでそんな感じの私は、noteでも似たような感じだ。
note、たくさん読みたいけれど全部は読めないよね。
しょうがないと思うんだ。あきらとさんが「自分のキャパと相談して」と言うとおり、自分のキャパシティ以上のことはどう頑張っても処理できない。
でも、それで読めなかったnote、それを書いたnoterさんと疎遠になってしまう、と寂しがる必要はないんじゃないかと思うんだ。
毎日欠かさず読んで、スキして、コメントして、Twitterでも絡んで、それが親密さを表すのだとしたら、私だったらちょっと疲れてしまう。交わした総文字数が多い方が親密かというと、そうとは限らないんじゃないのかな。
私の友人に、すごくチャラい男がいる。
彼はあまりにも友人が多いので、誰だったかが「友達が多すぎて結局誰のことも大事にしていなさそう。」と揶揄したのね。
そのときの、チャラ男の返事がすごく良かった。
「いま一緒にいる友達が一番大事っしょ。今はこのメンバーが一番大事だし、違うやつと遊んでるときはそいつらが一番大事。」
noteも一緒だと思うんだ。
noteにはたくさんnoterさんがいるけれど、一番大事なのはいま読んでいるnoteを書いたnoterさん、もしくは、いまTwitterで言葉を交わしているnoterさん。
いま私の書いたnoteを読んでいるなら、いまこの瞬間は私のnoteに集中してくれているでしょう?集中できないのなら、ちょっとスマホやPCから離れて休んだ方がいいんじゃないかな。惰性で読むな。
毎日読むことができないnoterさんのnoteも、たまにでも立ち寄ってそのnoteを読んでいる瞬間は、そのnoterさんが一番大事。
だから「noteを読めない」ことに罪悪感は感じない。読めないときは読めないんだから。読めるときに読みに行き、読んでいる間、その人を一番大事にする。
ついでに言っておくと、私には「誰が一番親密か」を基準としたnoterさんの序列は存在しないんだ。note同期としてあきらとさんのことは特別視しているけれど、序列はない。
個人的に会ったりnote酒場に行ったりして生身の人間同士で話をしたら、特別な仲良しの関係がまた生まれるのかもね。それは私にとって未知のことで、いまはよく分かんない。
もちろん、noteを読んでいない状態、スマホを置いている私にとって一番大事なのは、目の前にいる家族・もしくは友人だ。
あきらとさんと会ってお話できるのを楽しみにしてるよ。
最初に言ったようにリアルでの友達づきあいは、私、気まぐれで雑だから、そのつもりでいて。
では、お手紙noteはこのへんで。
---
あきらとさんからのお返事はこちら。
いいなと思ったら応援しよう!
