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堤未果著『デジタル・ファシズム 日本の資産と主権が消える』

堤未果「デジタル・ファシズム」読了。

著者が一貫して警告しているのが、「グローバル企業による公共の破壊」。

今作は、行政、現金、教育の未来について。

公共サービスのデジタル化がもたらすネガティブな側面、キャッシュレス決済は個人情報と購買履歴が紐付けされ、オンライン教育では効率が最も重視され、成果を出せない生徒や教師は淘汰される。

「今だけ金だけ自分だけ」の強欲資本主義に毒されないこと。

耳障りの良い言葉やサービスの裏に隠されている利権に気づくこと。

日本人は従順ですが、メディアリテラシーを身につけることが、本当に重要!

メディア・リテラシーとは、民主主義社会におけるメディアの機能を理解するとともに、あらゆる形態のメディア・メッセージへアクセスし、批判的に分析評価し、創造的に自己表現し、それによって市民社会に参加し、異文化を超えて対話し、行動する能力である。


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