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mayu
2024年4月22日 21:00
海堂尊著「コロナ漂流録 2022銃弾の行方」読了。ノンフィクションのような社会派小説。安保宰三=安倍晋三酸ヶ湯儀平=菅義偉などが出てくるので、読み進めるときに脳内で変換は必要。「紅麴」で問題になった小林製薬の機能性表示食品について、この小説に詳しく書かれているというのをXで見かけたので、読んでみました。安倍晋三といえば「お友達への利益供与」ですが、機能性表示食品の旗振り役だっ
2023年9月22日 16:50
藤原辰司 内田樹 他「「自由」の危機 息苦しさの正体」読了。2020年10月、菅総理大臣が日本学術会議の6名の人文系学者の任命を拒否。拒否の理由を明らかにせず、内部資料も非公開で、波紋を呼びました。学者たちは「国家の学問への介入」と猛反発しましたが、一般人にとってはそもそも「日本学術会議」自体に馴染みがなく、その問題点があまり理解されなかったよう。私自身も、政府が気に入らない学者を
2023年9月21日 17:15
堤未果 中島岳志 大澤真幸 高橋源一郎「支配の構造 国家とメディア 世論はいかに操られるか」読了。元は、NHKの『100分de名著』という番組で集まったメンバーが、もう一度同様のテーマで本で語ろうということで出来た本だそうです。本書でも、メディアに関わる名著が紹介されています。 「お前勘ぐれ(察しろよ)」と、またいつもの安倍氏独特のおかしな日本語で「忖度」するよう要求!? NHK番組改
2023年6月2日 16:50
「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」読み終えました。文庫4冊と大ボリュームでしたが、面白かったです。ハリー・ポッターシリーズが進むにつれ、著者が扱いたかったテーマが見えてきて、興味深いです。ハリー・ポッターって、「孤児の少年が魔法使いになる成長ストーリー」かと思いきや、ものすごく政治的なお話で、社会派な話が好きな私としては願ってもない展開。著者のテーマは、一貫している。今まで、
2022年2月5日 11:07
前川喜平著「面従腹背(めんじゅうふくはい)」読了。著者の前川喜平さんは、元文科省官僚。安倍政権下で起きた加計学園問題で「総理の意向があった」ことを告発した方です。安倍政権の8年弱、安倍晋三による行政の私物化が顕著でした。森友学園、加計学園、桜を見る会、アベノマスク…と疑惑のデパートだった安倍晋三がなぜまだ国会議員なのか、謎です。それはさておき、「面従腹背」とは、表面では服従するよう