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猪瀬浩平×青木真兵「野生といかに折り合いをつけるかー土着的に生きていくために」(動画)



イベント開催時のフライヤー

人文系私設図書館「ルチャ・リブロ」を営む青木真兵さんのシリーズトークイベント!
今回は『野生のしっそう』(ミシマ社)の著者、文化人類学者の猪瀬浩平さんをお迎えします!
猪瀬さんは『野生のしっそう』で知的障害があり自閉症者でもあるお兄さんとの関わりを中心に、現代社会を形づくるさまざまな境界線のあり方を考察します。
青木さんも新刊『武器としての土着思考』(東洋経済新報社)では、障害者の就労支援を通じて考えた働くこと、生きることについて書かれています。

お二人とも、健常と障害の間に引かれた境界線がいかに社会を生きづらくさせているのかという視点をお持ちのように思います。
しかしこの境界線を引いたのは、健常や標準と言われる側の人びとです。

本当は誰しもが持っている野生と社会はどう折り合いをつけていくのか。
この点を土着というキーワードとともに考えていきたいと思っています。
ぜひお越しください!


★出演者プロフィール★

●猪瀬浩平(いのせ・こうへい)
1978年浦和市生まれ。明治学院大学教養教育センター教授。専門は文化人類学、ボランティア学。1999年の開園以来、見沼田んぼ福祉農園の活動に巻き込まれ、様々な役割を背負いながら今に至る。著書に、『むらと原発――窪川原発計画をもみ消した四万十の人びと』(農山漁村文化協会)、『分解者たち――見沼田んぼのほとりを生きる』(生活書院)、『ボランティアってなんだっけ?』(岩波ブックレット)などがある。

●青木真兵(あおき・しんぺい)
1983年生まれ、埼玉県浦和市に育つ。「人文系私設図書館ルチャ・リブロ」キュレーター。古代地中海史(フェニキア・カルタゴ)研究者。博士(文学)。社会福祉士。2014年より実験的ネットラジオ「オムライスラヂオ」の配信をライフワークとしている。2016年より奈良県東吉野村に移住し自宅を私設図書館として開きつつ、現在はユース世代への支援事業に従事しながら執筆活動などを行なっている。著書に『手づくりのアジール──土着の知が生まれるところ』(晶文社)、妻・青木海青子との共著『彼岸の図書館──ぼくたちの「移住」のかたち』(夕書房)、『山學ノオト』シリーズ(エイチアンドエスカンパニー)、光嶋裕介との共著『つくる人になるために 若き建築家と思想家の往復書簡』(灯光舎)などがある。
人文系私設図書館ルチャ・リブロ https://lucha-libro.net/

(本イベントは2024年6月29日(土)に隣町珈琲で開催されました。)


※こちらの動画コンテンツは「隣町珈琲の本棚」の有料プランに入るとご覧いただけます。


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