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隣町珈琲ブックレビュー対談「平川克美 著者と語る 第二十七回 ゲスト 町田康」(動画)


開催当時のフライヤー


隣町珈琲ブックレビュー対談 平川克美「著者と語る」第27弾開催!
今回は作家の町田康さんをお迎えし、『入門 山頭火』(春陽堂書店)についてお伺いします。
自由律俳句の俳人として知られる種田山頭火。
本書では、それまで山頭火の「詩をじっくり味わって読んだことがな」く、山頭火「のこともなにも知らな」かったという町田さんが、その生涯と俳句を読み解いていきます。
山頭火の評伝でありながら、れっきとした町田文学の一作である『入門 山頭火』。
今回は、本書の執筆過程や、書く対象との距離の取り方、俳人・種田山頭火の面白さ、そして小説や詩歌、エッセー、古典の現代語訳などさまざまなフィールドで活躍される町田さんの文体の源泉についてなど、お話を伺ってみたいと思います。
分け入つても分け入つても山頭火、分け入つても分け入つても町田康、になるであろう二時間。
ぜひご覧ください!



★出演者プロフィール★

●町田康(まちだ・こう)
作家。一九六二(昭和三七)年大阪府生まれ。一九八一年「INU」のボーカリストとして歌手デビュー。九七年に小説『くっすん大黒』でドゥマゴ文学賞、野間文芸新人賞受賞。二〇〇〇年に『きれぎれ』で芥川賞、〇一年に詩集『土間の四十八滝』で萩原朔太郎賞、〇五年『告白』で谷崎潤一郎賞を受賞するなど、著作・受賞歴多数。近著に『しらふで生きる 大酒飲みの決断』、日本最古の神話「古事記」を現代語訳した『口訳 古事記』が話題を集める。


●平川克美(ひらかわ・かつみ)
文筆家、「隣町珈琲」店主。1950年、東京・蒲田の町工場に生まれる。早稲田大学理工学部機械工学科卒業後、翻訳を主業務とするアーバン・トランスレーションを設立。1999年、シリコンバレーのBusiness Cafe Inc.の設立に参加。2014年、東京・荏原中延に喫茶店「隣町珈琲」をオープン。著書に『小商いのすすめ』『「消費」をやめる』『21世紀の楕円幻想論』(いずれもミシマ社)、『移行期的混乱』(ちくま文庫)、『俺に似たひと』(朝日文庫)、『株式会社の世界史』(東洋経済新報社)、『共有地をつくる』(ミシマ社)、『「答えは出さない」という見識』(夜間飛行)、『ひとが詩人になるとき』(ミツイパブリッシング)など多数ある。


(本イベントは2024年6月26日(水)に開催されました)

イベント中の様子


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