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2021年のエンゼルスと2022年と大谷翔平の未来

久しぶりに友人に会ったけど大人こどもになってたな。

こんにちはトナカイです。

冒頭のやつはルビがふれるようになったnoteがどんな感じなのか見てみたいがために入力した意味のない文章です。

というわけで2021年のレギュラーシーズンが終わりましたね。エンゼルスは77勝85敗という退屈な結果に終わりました。

ただまあ、想像よりは勝てた気がしますね。計算に入れていた去年のエースであるバンディ(Bundy)がダメでキンタナ(Quintana)もダメで、トラウトが早々に抜けて、レンドーンはケガしては復帰しての繰り返しで結局シーズンエンドになって(足のないように感じたとか言ってましたからね(I just felt like I had no legs))、それでもトラウトが戻るまでに5割にするぞと決めて実際に5割に戻しました。

後半戦はカッブ(コブとも書かれますね。Cobbのことです)、ロドリゲス(C-Rod)、サンドバル(Sandoval)、スアレス(Suarez)と大谷以外の先発も安定して試合が作れるようになり、そのまま勝ちに結びつけやすくなりました。その中で2020年ドラフトのデトマーズ(Detmers)を試せたりバリア(Barria)を試せたり、チーム状況的には5割より上を狙える感じもあったんですよね。

まあその辺のメンバーがケガをしたり、トラウトがなかなか戻ってこなかったりでチームもズルズル行ってしまったような。

野手ではマーシュ(Marsh)とアデル(Adell)ですかね。僕はアデルの方が好きで期待も大きいんですけど、先に上がってきたマーシュはシーズン最後まで出続けて経験を積めたので来年以降に期待ですね(トレードされなければ)。

レンヒーフォ(Rengifo)もその片鱗は見せてるんですけどね。特に9月に再び上がってきてからは打撃での期待感がそれなりにありました。ただ守備に難がまだまだありあり過ぎるかな。なんにしても僕としては2022年のショートの基本線はレンヒーフォで良いと思ってます。本当はマイナーからステファニク(Stefanic)を試してみたかったんですけど、ミナシアンGM的にまだのようなので。

要は補強は反対派なんですよね。そこに大金を使うのは。コレアなら良いけど、今年のイグレシアス(José Antonio Iglesias Alemán)のように活躍できなかった時にそれでも使うしかない状況になってしまうようなオプションのない半端な位置付けの選手を獲得するくらいなら、現状のやりくりで良いのではという感じです。一応バレト(Franklin Barreto)も試せますし(オプションないからダメなら切る)。

ゴセリン(Gosselin)とかメイフィールド(Mayfield)あたりは2021年限りだと思ってます。アナハイムネイティブでわりと特別な目で見てたロハス(Rojas)とウォンの弟のウォン(Kean Wong)もどっちかだけで良いかなという感じ。ラガレス(Lagares)もさよならかな。まあラガレスは基本センターがメインなんだろうけどマーシュ昇格後はチーム都合で両翼が主になっちゃったしね。特にライトだと期待してたよりも守備の印象は良くなかったかな。あと僕がしてほしくないのは、コザートをトレードしたような形でアップトン(Upton)を出すことですね。少なくとも1番で起用して怪我をするまでは良かったですし、メンター的な存在として契約最終年に意味のある存在になってくれる期待あります。

投手ではイグレシアス(Raisel Iglesias)とはぜひ再契約して欲しいですね。今年のキンタナやバンディのかけたお金を回せばお釣りがくる契約を結べるはず。カッブも残留したげだけどそこは金額次第かな。今みたいな年平均14〜15億(1ドル100円くらいの大雑把な出し方してます)はちょっと。ちなみに僕はバンディに対してそんなに悪い印象は持ってないんです。信頼を失っていたので最後は長いイニングを投げることはありませんでしたが、ラストを除いたラスト3登板くらいはそれなりに後半戦やってくれるんじゃないかという期待感はありました。

前述のデトマーズをはじめクリスウェル(Cooper Criswell)、ディアス(Jhonathan Díaz)、ジャンク(Janson Junk)、ノートン(Packy Naughton)とたくさんマイナーから上げたので駒はいるんですよね。それに不調&ケガで離脱したキャニング(Canning)、エンゼルスではブルペンでロングしてたもののマイナーでは先発もやってたタイラー(Kyle Tyler)がいるので。僕がもうちょっと登板を見たかったのはクリスウェルです。長いイニングを見たかったのはジャンクです。

ですので誰か新たなFAでの先発補強をした上で来年のローテは
1.FA
2.カッブ(再契約なら)
3.サンドバル
4.ロドリゲス
5.スアレス
6.大谷
みたいな感じじゃないですかね。そこにキャニングやデトマーズを筆頭にオプションのある前述した投手が隙あらば加わってくる感じで。ノートンはブルペンになりそう。マイナーでも一時期そういう使われ方してたので。

ブルペンの補強はどうかな。正直誰を獲得すれば良いのかは分かりません。昨オフのFAリリーバーで高年俸での獲得が予想された投手たち、例えばハンドとかロゼンタールとかコロメとかイェーツとか、僕はその辺誰か獲得してほしいなと思いましたけどみんなダメでしたし。まあミナシアンGMを信用しようかなという感じです。

ただそれはマドン監督の起用に耐えられるメンバーでないといけないと思います。先発は大谷ほどの信頼度じゃないとちょっとしたピンチで交代させられるので、そのピンチを切り抜けられるピッチャーが複数いないと結局似たレベルのピッチャーが交代に交代を重ねて傷口を拡げるだけの結果になってしまいます。個人的には先発をもうちょっと引っ張りたいなと思うんですけどね。多分マドン監督としては先発を引っ張る方が不安なんだと思います。

今年ケガでいなかった去年カストロとのトレードで獲得したレイエス(Gerardo Reyes)とか回転数イキリのバード(Luke Bard)とかが活躍してくれると良いのですが。とにかく今年は計算に入れてたバトリー(Ty Buttrey)やペーニャ(Félix Peña)が突然の引退や不振でおらず、似たタイプの変則ばかりになってしまいましたからね。スズキはシーシェク(Cishek)やクラウディオ(Alex Claudio)の変化球が取れないし、その辺の上手く使いこなせてない感もあったように思えました。

ただまあ僕は世間よりはエンゼルスは投手での勝ちが多いと思ってるんですよ。少なくとも打ち勝った試合ってそんなにないんじゃないかな。トラウトやレンドンやファウラー(Fowler)とかがいたホワイトソックスとの開幕シリーズやそのあとのダニーデンでのブルージェイズ戦だったりは結構打てたりしたけど、その後の貧打線化後は打ち勝ったのってあんまり記憶にない。時々打ちまくるけどそれはどのチームにもたまにあることだから特徴というほどでもないかなと。やっぱり後半戦入ったあたりの先発が安定して6回前後投げてシーシェクやその他を挟みながらイグレシアスで締める形がより印象に残った勝ち方だったな。

まあとりあえず今回のnoteでは2022年シーズンどうしようというところまで深く立ち入ろうとは考えてないのでその辺はオフの動向を見守りましょう。色々うまいこといかなかったので来年はうまくいくようにしたいねという話でした。

さて、注目なのは大谷こと大谷翔平がエンゼルスと長期契約を結ぶかどうかですね。現状今年は3億くらい(1ドル100円にしてるので細かいツッコミはやめてください)、来年は5億5千万くらいの2年契約になっていて、再来年の2023年がFA前最終年でここはまあ来年次第でかなりの額になりそうだから、個人的には今の契約が終わったあとの2023年からの長期契約になるのかなーと予想しています。

とにかく来年、2022年シーズンからの契約は個人的にはなしにしたいなという気持ちが強いです。だって高くなるじゃん。そもそもこの2年契約って去年の短縮2020年シーズンから考えれば球団的には博打だったと思うんですよ。去年のような2年間を過ごせば絶対に割高だと言われるわけで。逆に大谷自身は保証されてたんですよねこの8億5千万が。ですので、大谷が活躍すれば球団が得、活躍しなければ大谷が得という契約だったわけで、それを今年活躍したからもっと上げろみたいなのは受け入れられませんよね。何より来年も今年のMVPイヤー(まだ未確定ですが)のような成績になるとは限りませんし、一年の実績だけで爆発的で大型な長期契約は出せないはず。

ただ長期契約する場合その年俸はどうなるんですかね。打者としてはDH専なので高くてもネルソン・クルーズあたりを参考にして、投手としてはトップクラスを参考にしながらも登板機会やそれに伴うイニング数が限定されることも考慮して、って出すと大げさな過去最高額とはならないと思うんですよね。そもそも永遠に二刀流ができることを前提とするのってこれまでのどの長期契約よりもリスクありますよね。いずれどっちかに専念したとしてその場合でも高いパフォーマンスを出せる前提なら、せいぜい現状の最高クラスに匹敵するくらいのレベルじゃないですか。そうなっても日本人選手としては大成功ですけど。

DH専なのは今もわりとマイナスなことだと思ってるんですよね。DHが空いてれば日々の休憩所的なポジションにしてスタメンを代わる代わる休ませながら起用したりとか出来ますし。

起用法として外野手としての選択肢もマドン監督は考えているようですけど大谷の身体がどこまでもつかな。少なくとも来年以降は投手として出場する際は打席には立たないで欲しいです。今年はまあその辺も含めた耐久性チェックみたいなところもあったんだと思ってますけど、そこまで打てるわけではないですし前後の野手としてのパフォーマンスや積み重なった疲労によるその後のパフォーマンスへの影響を考えると登板時の3打席前後は言うほどのプラスではないなと感じました。むしろその時はDHを上手く使えますし。今年はその野手層ではありませんでしたが。

大谷個人の成績としてホームラン46本、100打点は素晴らしいと思います。投手としても130.1イニング、156奪三振で与四球は44個、被安打も少なくて素晴らしいと思います。103年ぶりに二桁勝利&二桁本塁打という日本語の記事でしか見ることのなかった記録は今年は達成できませんでしたが、まあそこは大した問題ではないというか、時間の問題でそのうち達成できることではないでしょうか。それより二桁本塁打と比較すると二桁勝利だけ難易度が高くないですか?チーム状況どうこうじゃなくて大谷個人の能力的にかけなきゃいけない機会を考えると。

それにしても、シーズン開始前の大谷翔平の話題と言えば野球よりも熱愛だったり恋人だったり結婚だったりプライベートなスキャンダルな部分をみんな知りたがってたような気がしますけど、このMVPイヤーにこれだけの成績を残すと最終的には出塁率だったりOPSだったり登板予定だったり野球に関するところが増えていくんですね。大谷関連のYouTube動画がかなり増えた気がします。いかに速報で伝えるかが大事なのか、その更新のタイミングの速さにも驚かされました。海外の反応もみんな気になっているんですかね。大人気だと思いますけどね。2018年のMLB挑戦イヤーですら凄い歓声だったので、大谷は日本人が思っている以上に野球界のスターになっていると感じています。

と言うわけで色々あった2021年シーズンですがこれにておしまいです。これまで個人軍と散々言われ続けたトラウトが大谷翔平MVPイヤーに限っていなかったのが悔やまれますね。ただ面白い一年でした。試合観れなかった日はハイライトでチェックするなどして今年は全試合チェックしましたし、特に個人的にはこれまでで一番マイナーをチェックできた一年だったので。それは僕の野球への見方が変わったからですがまあその話は機会があれば。

トップの画像は下記のThe Halo Wayというところから引用させていただきました。

ホームでの試合の色々な写真があってとても面白いです。

というわけで2021年シーズンおしまいです。なんだかんだ楽しかったのでちょっと寂しいですね。ポストシーズン進出チームの試合はまだ残っていますが。来年こそその輪に加わりたいところです。

来年もまた春にこのツイートするか。

それではみなさん、ごきげんよう

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