エンゼルスのマイナーチームがプレーオフ進出!②
ハロー、トナカイだよ。
エンゼルスのAクラスのチーム、インランドエンパイア・シクスティシクサーズ(Inland Empire 66ers)がポストシーズン進出を決めました(タイトルではプレーオフと表記してるのにごちゃごちゃになってすみません)(拍手の絵文字)。
シーズンを半分に分けてファーストハーフとセカンドハーフのそれぞれ地区優勝チームが進めるプレーオフで、ファーストハーフ優勝チームがセカンドハーフも優勝した場合は2位チームが進出できるんですけど、シクサーズはこのnote更新現在で優勝までマジック1までにきています。
残り5試合で2位、3位チームと5ゲーム差。その2チームのうち、レイクエルシノア・ストームはファーストハーフ1位チームで、ランチョクカモンガ・クエークスはシクサーズとの直接対決数で負け越しているため、残り5試合で勝率が並んだとしてもシクサーズのプレーオフが決まった形です。ぜひ1位で決めてもらいたいですね(ファーストハーフは首位と8ゲーム差の3位でした)。
というわけで今回はそのセカンドハーフの躍進を支えた選手たちを紹介するぜ!(成績はファーストハーフを含む現時点のもの)
先発投手
コナー・バンスコヨック(Connor Van Scoyoc)B/T:R/R
22G(21GS) 119.0IP 139SO 39BB 4.01ERAチェイス・チェイニー(Chase Chaney)B/T:R/R
29G(10GS) 83.2IP 73SO 17BB 2.69ERAジョーイ・ウォルシュ(Joey Walsh)B/T:L/L
28G(12GS) 83.1IP 92SO 37BB 4.75ERAフリオ・ゴフ(Julio Goff)B/T:R/R
24G(17GS) 107.1IP 113SO 41BB 5.62ERAケルビン・カセレス(Kelvin Caceres)B/T:R/R
35G(5GS) 74.0IP 110SO 51BB 3.89ERA
セカンドハーフを支えたのはこの辺りの選手たちです。あとはフェルナンド・グアナレ(Fernando Guanare)(途中でブルペンへ)、ジャック・コチャノウィズ(Jack Kochanowicz)などで茶を濁しました。
最終盤でホルヘ・マルチェーコ(Jorge Marcheco)が加わったのも大きいです。シクサーズ合流前にアリゾナでのルーキーリーグで50.2イニングを投げ76奪三振、12与四球でした(2021年ドミニカサマーリーグで9イニングを投げ20奪三振、無四球だった0)。
中継ぎ投手
キニョン・ヨヴァン(Kenyon Yovan)B/T:R/R
12G 15.1IP 28SO 5BB 2.35ERA
あとは特に特筆すべき選手はいませんでした。のらりくらりで打ち合いながら勝ってるリーグのイメージがありますAクラスは。
ヨヴァンは2021年のドラフト外の選手でしかも二刀流です。そもそも2021年段階で野手としてA+クラスにアサイン、132打席で5本のホームランを打ちました。2022年も野手で始まりましたが適応できず、7月から投手としてAクラスで投げ始めています。今後どうなるかは分かりませんがAクラスでは頼れる投手として君臨しているので投手一本になりそう。完全にチームのセカンドハーフを支えたと言える投手です。
捕手
エドガー・クエロ(Edgar Quero)B/T:S/R
403AB 17HR 71BB 87SO 12SB .318/.438/.538マイルズ・エマーソン(Myles Emmerson)B/T:R/R
249AB 2HR 27BB 57SO .241/.319/.305
チームの打撃の中心は間違いなく2003年生まれのキャッチャー、クエロですね。
ハンフリーズもバックアップとして頼もしいです。2021年のドラフト外入団選手です。AAクラスのハンフリーズも去年のドラフト外ですね。
内野手
アロル・ベラ(Arol Vera)B/T:S/R SS/2B
475AB 4HR 52BB 143SO 19SB .208/.292/.282エイドリアン・プレセンシア(Adrian Placencia)B/T:S/R 2B/SS
371AB 11HR 75BB 138SO 21SB .248/.382/.407ジェレミー・アローチョ(Jeremy Arocho)B/T:S/R 3B/2B/LF
242AB 0HR 75BB 56SO 29SB .236/.422/.302ワーナー・ブレイクリー(Werner Blakely)B/T:L/R 3B
163AB 4HR 42BB 60SO 22SB .294/.453/.466タッカー・フリント(Tucker Flint)B/T:L/L 1B
89AB 3HR 23BB 35SO .303/.470/.494ケビン・ワトソン・ジュニア(Kevin Watson Jr)B/T:L/R 1B/RF/C
188AB 7HR 32BB 60SO .245/.367/.431
ベラ楽しみだったけど今はプレセンシアだなという感じですね。
外野手
アレクサンダー・ラミレス(Alexander Ramirez)B/T:R/R RF
459AB 7HR 30BB 153SO .229/.290/.346デビッド・キャラブレイジー(David Calabrese)B/T:L/R CF
409AB 7HR 48BB 115SO 26SB .247/.324/.386BJボイド(BJ Boyd)(29歳)B/T:L/R LF
241AB 4HR 27BB 34SO .340/.415/.490
キャラブレイシーか迷ったけど別にカタカナ表記なんて正式なものないんだからどっちでもいいやとなった。楽しみにしてます!
BJボイドさん、2012年にアスレチックスに指名されて2018年はAAAクラスまで上り詰めたもののダメでカレッジフットボールをやってまた2021年に戻ってきた(ツインズ傘下)という経歴。今年ずっとAクラスにいるのは謎。頑張ってほしい。
ところで
僕はここに行ってみたいんですよね。アナハイムから一番近いエンゼルスのマイナーリーグチームですし。なんなら今が行き時だったかも知れない。
近いのでトラウトもリハビリで試合に出場したことあります。
さあさあそんなシクサーズ(そもそもこう呼ばれてるのかは知らない)を応援しましょう。
それでは今回はこの辺で。
みなさん、ごきげんよう