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エンゼルスファンでもプロスペクト語りがしたい!!㉚

こんにちはトナカイです。

ついにこのシリーズも第30回となるわけですが、はっきり言ってほとんど全ての記事はBaseball ReferenceなりFanGraphsなりの成績表を見れば分かることをポジ成分だけ抽出してウホウホしてるだけで内容はないんだよなこれが。

今日書くコルトン・イングラム(Kolton Ingram)くん、いや、イングラムさんは1996年生まれの今年26歳になる左投げ左打ちの投手です。

コロンバス州立大学より2019年ドラフトの37巡目(全体1102位)でタイガースに指名されて入団しました。シニアイヤーでの指名なので安い契約金で($1,500)。

入団後の2019年はルーキーリーグで15試合に登板しました。
その後、2020年のコロナの煽りから大量にリリースされた選手の1人となります。

その後はアピールを続け

2021年の春にエンゼルスとマイナー契約しました。

2021年はAクラスから開幕し(この年のマイナーリーグはAAAを除き5月開幕だった)8試合に登板。
6月からはA+クラスを主戦場とし16試合に登板すると、7月の終わりにAAクラスに昇格しました。

2021年は
A  :   8G 11.2IP 19SO  6BB 3.09ERA
A+: 16G 20.2IP 31SO 13BB 5.23ERA
AA: 12G 14.1IP 17SO  6BB 1.26ERA
という成績でした。各クラスでクローザーも経験しました。

2022年はAAクラスからスタートし、開幕からこのnote更新日までに25試合に登板し35イニングを投げ47奪三振、与四球9の活躍でチームのプレーオフ進出に貢献しました。
2021年に全クラスを通して3本だった被本塁打が2022年は既に6本なところは気になるところ。

投手としてはサイド気味のスリークォーターから繰り出される90マイル台中盤のフォーシームとシンカー、スライダーを組み合わせて投げるタイプ。時代によってチェンジアップだったりスプリットを投げれることになってるけど、実際のところは速い球のスライダーのコンビネーションでコマンドやコントロール勝負のピッチャーなのではと思われます。

2022年オフにルール5対象となることと年齢的な面から2022年中のMLBデビュー結構あると思っています。ホセ・マルテやジャンソン・ジャンクあたりの結果を出せなかった選手と入れ替えで。楽しみにしてます。

まあ個人的にはこのAAクラスのチームは好きで応援しているので、MLBクラスに主力を吸収されてプレーオフに影響が出るのはうーんとなるところはありますが、それはなんだか本末転倒なのでとにかく頑張ってほしいですね。
AAクラス、トラッシュパンダズのその他の選手は下記のnoteを参照ください。

それでは今回はこの辺で

みなさん、ごきけんよう


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