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エンゼルス2021開幕ロースター予想

こんにちはー、トナカイだよ。

スプリングトレーニングも半分が過ぎていよいよ開幕まで残り2週間となりましたね。各球団の選手たちのアピールは続いているのでしょうか。

早速ですが今回はエンゼルスの2021年シーズン開幕ロースターとオーダー予想をしていきたいと思います。

先発

ディラン・バンディ(Dylan Bundy)
アンドリュー・ヒーニー(Andrew Heaney)
グリフィン・キャニング(Griffin Canning)
ホセ・キンタナ(José Quintana)
アレックス・カッブ(Alex Cobb)
大谷翔平(Shohei Ohtani)

上記が基本的な開幕ローテーションになります。

バンディは去年の短縮シーズンで良かったものの新たな年になってどうかなと思いましたが頼もしい存在ですし、キンタナとカッブはコマンドが良いので四球で試合が荒れないのが良いですね。ただカッブは結構良い当たりをされていて守備に助けられてるなと思う部分もありました。が、それは前提で獲得しているので良いと思います。要はチームの守備さえ良ければ改善できるスタッツがあると見越しての獲得だと思っているので。

キンタナの無失点が続いてるのは参考程度に思ってて良いかも。現地16日のマリナーズ戦とかは結構荒れてたし結果オーライな感じありました。とにかくイニングが増えるともっと失点あるだろうなと感じました。

ヒーニーは不安な部分も多々見受けられますが開幕までに調整しているだけだと思っています。3月18日(現地時間)のブリュワーズ戦のコマンド良かったです。比べればキャニングの方が不安はありますね。コマンド勝負なピッチャーだったはずなのに荒れがち。去年、一昨年より落ちているとされていたスライダーのスピンレートがどうなっているのか気になります。

大谷は良いですね。ただまあシーズン通してどうなるかは懐疑的なところはあるので過度な期待はせず見守りましょう。

40人枠には去年も頑張ってくれたハイメ・バリア(Jaime barria)や、パトリック・サンドバル(Patrick Sandoval)ホセ・スアレス(Jose Suarez)がいるのでその辺は状況に応じての起用になると思います

同じく40人枠に入ってるクリス・ロドリゲス(Chris Rodriguez)ヘクター・ヤン(Hector Yan)も候補ではありますが、マイナー経験がもう少し積んでからかと思われます。
なんならヤンはその過程でダメと判断される可能性もありそう。スプリングトレーニングではこれまでと変わらないコマンド難を見せつけてくれたので。

先発としてのバリアには期待しています。後述しますがブルペンスタートになると思います。

ブルペン

ライセル・イグレシアス(Raisel Iglesias)(CL)
タイ・バトリー(Ty Buttrey)
マイク・マイヤーズ(Mike Mayers)
フェリックス・ペーニャ(Felix Peña)
(開幕アウト)
アレックス・クラウディオ(Alex Claudio)
アーロン・スレガース(Aaron Slegers)
ジュニオール・ゲラ(Junior Guerra)
ハイメ・バリア(Jaime Barria)

8人で行くと発表されてる基本的な陣容は他の補強がなければこんな感じだと思われますが、ペーニャが開幕に間に合わないことが決まっていて、スレガースも思ったより登板できておらず不透明な状況が続いており、ブルペンが一番不安な部分になっています。

ゲラは公式のトランザクションには記載がありませんでしたが確か40人枠に入ったという話だったような。どちらにせよ入ってくると思います。レイエスが抜けて枠空いてるので。

バリアはさっき先発候補として名前を出しましたが基本的にはこっちだと思います。僕は好きなので先発で使いたいと思ってますし、使われる可能性はかなり高いと思ってます。とにかくバリアはマイナーオプションが切れてるのでサンドバルやスアレスと違ってMLB26人枠入りです。

※すみません、ここ記事公開後に追記してます。バリアはオプションが切れていると書きましたが、どうも4年目のオプションが与えられる可能性があってその判断をMLBから下されるのを待っているとのことでした。
どうして待っているかというと、そもそも4年目のオプションが与えられる条件が、プロとしての5年間のフルシーズン(マイナー含む)を終える前に3年分のマイナーオプションを使い切った場合に、なんですよ(川崎宗則選手が3年間のブルージェイズ生活で毎年オプションされていたにも関わらずその後のカブス移籍後にオプションできたのはそのためです)。
バリアは2016〜2020の5年間のフルシーズン経験となり一見すると5年間のフルシーズンは既に経過していて、マイナーオプションは与えられないだろうと思われるんですけど、フルシーズンの定義が少なくとも90日なんですよね。
要は2020年シーズンは70日しかないショートシーズンだったから5年目のフルシーズンに満たずバリアに4回目のオプションが与えられるんじゃないか、と期待されているわけです。
しかし、選手のサービスタイムに関しては2020年シーズンをフルシーズンとするために日割り計算されているので、もしかしたらこのオプションは与えられないだろう、という感じですね。
ともかくオプションがなければ当然ロースターに入ってきます。もしあればマイナースタートとし、ブルペンは新たな選択肢が加わるかもしれませんね。例えば後述する僕がお気に入ってるアナハイム近隣に生まれエンゼルスファンとして育ったファリアとか。まあそうなったら誰を40人枠から外すんだという話にもなりますが。
ながーくなりましたがここで追記を終わります。続きをお楽しみください。

ペーニャのところはルール5ドラフトでアストロズから指名したホセ・アルバート・リベラ(Jose Alberto Rivera)かなと思っていますが、ビザの都合で合流が遅れたのもあって微妙なところです。ただ彼はルール5で指名してるので使わなければですね。レッズとの試合でようやくスプリングトレーニングデビューしました。

残る40人枠入りしているブルペン候補はホセ・キハーダ(José Quijada)(ただしリベラと同じくビザの都合があって、しかもまだ合流してないっぽいです)とカイル・ケラー(Kyle Keller)がいますがこの辺はまあとりあえずマイナースタートになると思います。

マイナー契約でスプリングトレーニングで頑張ってるジェイク・ファリア(Jake Faria)はワンチャンあると思ってます。ワンチャンと表現してるのは、プッシュするにはちょっと不安な部分があり過ぎる印象を受けたからです。もう少し登板させるなどして様子見したいところ。

グッドウィンとのトレードで獲得したパッキー・ノートン(Packy Naughton)はケガで出遅れ、カストロとのトレードで獲得し前述した40人枠を外れたジェラルド・レイエス(Gerardo Reyes)はトミージョン手術、かつてのアストロズのプロスペクトでマイナー契約のブレンダン・マカリー(Brendan McCurry)もトミージョン手術となっています。

その他のジェシー・チャベス(Jesse Chavez)ディロン・ピータース(Dillon Peters)トーマス・パノーン(Thomas Pannone)あたりは現状アピールできていないのでワンチャンないと思います。

コマンドが安定したらバトリーは強いんだけどな。

捕手

マックス・スタッシ(Max Stassi)
カート・スズキ(Kurt Suzuki)

ここは固定かな。40人枠にはあとアンソニー・ベンブーム(Anthony Bemboom)がいます。

どっちが開幕かというところですが僕はスタッシを推してます。当初は開幕間に合わないという感じでしたけど、もうキャッチャーとして出場していますしある程度はいけるのかなと。ただまあ手術明けなのでいきなり頑張らせないという選択肢でスズキはありそうですね。

シンプルにスズキは打撃に関して今のところ良い印象がないので、それならスタッシかなと思ったまでです。スタッシは打撃の印象も良いです。右方向に強い打球も飛ばしてました。

内野手

ジャレッド・ウォルシュ(Jared Walsh)
デビッド・フレッチャー(David Fletcher)
ホセ・イグレシアス(José Iglesias)
アンソニー・レンドーン(Anthony Rendon)
アルバート・プホルス(Alberto Pujols)
フランクリン・バレト(Franklin Barreto)

オプションの都合でルイス・レンヒーフォ(Luis Rengifo)よりバレト入れてます。バレトはオプションないので。今年のレンヒーフォはブレイクイヤーになる予感するんですよね。イグレシアス後のエンゼルスの来年以降の内野を確定させる活躍が。

マット・サイス(Matt Thaiss)ジャック・メイフィールド(Jack Mayfield)はオプションでマイナースタートだと思われます。なんならメイフィールドはラガレスを入れる時にDFAになるかも。

レンヒーフォ、サイス、メイフィールドが40人枠で、それ以外の内野候補としてはアピールできてなかったもののフィル・ゴセリン(Phil Gosselin)キーン・ウォン(Kean Wong)アピールはあったものの枠の都合で入れなさそうなホセ・ロハス(Jose Rojas)がいます。

レンヒーフォは身体が大きくなった気がしますし、何より背番号2になってその姿をアイバーと重ねて見ている僕がいるので、これからの活躍により一層期待しています。

外野手

マイク・トラウト(Mike Trout)
ジャスティン・アップトン(Justin Upton)
デクスター・ファウラー(Dexter Fowler)
フアン・ラガレス(Juan Lagares)

ラガレスはマイナー契約なので40人枠に入れるには調整が必要ですがスプリングトレーニングではそれを検討したくなるくらいの活躍はしてますね。ただまあ絶対使うぞ、というラインにはいないと思ってますし、既に40人枠入りしているテイラー・ウォード(Taylor Ward)もアピールを続けているのでどうなるかという感じですね。

残る40人枠に入ってる選手であるジョー・アデル(Jo Adell)ブランドン・マーシュ(Brandon Marsh)はマイナーでの経験を積ませてからということになっているのでマイナースタートです。特にマーシュはまだAAA経験もないので頑張ってほしいです。今年24歳になるので若くもないですし。

マイナー契約のスコット・シェブラー(Scott Schebler)も2本塁打するなど2017年にMLBで30発打った片鱗を見せており三振が多いながらもアピールを続けています。ジョン・ジェイ(Jon Jay)は良い印象ないですね。ホームランはありましたけどそういう選手ではないですし。残るならマイナースタートでしょう。

昨日かつてのチームメイト、キーナン・ミドルトンから打ったマーシュの三塁打は良かったですね。

開幕オーダー

それらを踏まえての開幕オーダーは

1.David Fletcher (2B)
2.Mike Trout (CF)
3.Shohei Ohtani (DH)
4.Anthony Rendon (3B)
5.Jared Walsh (1B)
6.Justin Upton (LF)
7.José Iglesias (SS)
8.Max Stassi (C)
9.Dexter Fowler (RF)

という感じでどうでしょうか。

5番以降はちょっと適当な感じになっちゃいましたけど、元々アップトンに関してはそれくらいの打順で打たせるのが良いと思ってます。ホームランの数から上位打線としての期待をされがちですが、他の強打者のあとに打つからそういう輝きを出来たのではという思いが強いです。

もっと言うとウォルシュもそういう役割にしたいんですよね。今回のスプリングトレーニングでは強い打球はあるもののホームランはおろかヒットもそこまで出ていないので5番にするには若干の不安はあります。ですのでここはプホルスにもチャンスあるかなと思ってます。

いつもスプリングトレーニングは調子良いプホルスで今年もその同様で、ホームランはないものの強い打球は多いので期待できます。なんにしてもウォルシュのおかげでここの選択肢が増えたことが良い。

ライトもなんだかんだ言いながらファウラーかなという感じですね。良いところはあまり見られませんが現地18日のBゲームで4打数3安打でホームランも打ったそうです。

そのソース。

アデルもいい感じなので早い段階でファウラーとさよならすることになるかも知れない。

スタッシがキャッチャーするのは前述しましたが様子を見ながらで。元々は開幕は間に合わないかもと言われていましたし今もどれくらいオッケーなのか分からないので。スズキがチームケミストリーを良くする存在になることにも期待。

おわりに

はじめにがなかったのにおわりにはあるという。まあ他の記事でも書きましたけど元々今年は地区的にはチャンスな年で、蓋を開ければこういうメンバーになりましたけど、それでも僕はミナシアンGMは良い補強をしたと思ってますし信用しています。

あとはブルペンですかね。足りてないと思います。

僕は去年でさえもブルペン補強が必要とは言ってないので、それを言ってる今年は本当に必要だと思ってますし、必要なのはチームが良い位置に行ける期待値が高いからそう思っているのであって、熱望しています。

毎年のように買ってるチームパーカーを今年は買ってないので10月にポストシーズン仕様のを買わせてください。

では今回はこの辺で。

みなさんごきげんよう

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