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サンキュー・ファウラー・アンド・セイ・グッバイ
こんにちはトナカイです。
日本時間未明に行われるMLBの試合、朝起きたら贔屓が勝ってるかもってワクワクしながら寝て勝ってる夢を見たことがあります。起きたら負けてて頭こんがらがりました。
というわけで2021年のMLBが開幕しましたね。
今年は個人的に期待値が高いからか、初めて現地デーゲーム日本時間5時プレーボールの試合を起きて見ましたよ。
これまで去年の大谷が投手復帰する試合とか、週一しかないNFLの試合とかは朝5時くらいに起きて見たりはしたんですが、野球のたびたびある日本時間早朝試合をわざわざ起きて見たのは初めてですね。それくらい今は楽しみにしているんです。
さて、今回はオフにトレードで獲得したデクスター・ファウラー(Dexter Fowler)について書きます。
フロリダでのトロント・ブルージェイズとの4連戦2戦目で走塁中にケガをしてしまい、当初は思ったより軽いみたいな風潮がありましたがMRIをしてみると左膝の前十字靱帯が断裂していたということでした。
MEDICAL UPDATE: An MRI on Dexter Fowler’s left knee yesterday revealed a torn ACL. Surgery will be performed at a later date. Recovery time for the outfielder is expected to be 6-9 months.
— Angels PR (@LAAngelsPR) April 11, 2021
復帰には6ヶ月から9ヶ月かかると見られるらしく実質シーズン終了です。
どちらにしてもアデルがマイナーで経験値を積んで上がってきたらさよならしていたのかも知れませんがあまりに早すぎますね。
特にあのケガをしたシーンは先制点からそのあとの大谷のタイムリーに繋がる重要なところだったので、打率等のスタッツに現れない貢献だったと思います。なんならあそこでアウトになってたら試合展開さえどうなってたか分からないと僕は思っていますね。
その前日も1点差の7回にヒットで出塁し盗塁、その後の大谷の同点タイムリーに繋がっています。
これから調子も上がってくる可能性があっただけに早々の離脱は残念です。
元々ミナシアンGMが意図的に獲得したマドン監督と一緒に戦ったことのある選手の1人で、数字に出ないチーム内の雰囲気を良くする部分での影響も期待されていただけに残念です。
ただ起きてしまったことはもう戻せないので代替選手を上げなければいけません。
僕の中での一番の候補はテイラー・ウォード(Taylor Ward)です。
スプリングトレーニングで25打数10安打3本塁打を記録し、三振5個、四球5個、スラッシュライン.400/.484/.880と少ないサンプルながらかなりのアピールをしました。
今年がブレイクイヤーになる可能性もあると思っていただけに、マイナーオプションがあるためにマイナースタートになってしまったように思えて残念でしたが、このタイミングでチャンスが巡ってきたように感じます。
Taylor Ward with the walk-off dinger (only 8 innings tonight).
— Brent Maguire (@bmags94) March 29, 2021
Ward’s two hits tonight left the bat at 108.3 mph and 106.6 mph. pic.twitter.com/KfGX6ErcBy
ちなみに第4の外野手として開幕ロースターに入ってるフアン・ラガレス(Juan Lagares)もそのままレギュラークラスに滑り込むチャンスではありますね。
ラガレスもスプリングトレーニングでは40打数15安打2本塁打、三振数も6と少なく、スラッシュライン.375/.405/.575とアピールして、マイナー契約からメジャーロースターに滑り込んでいるので、これまで結果は残せていませんが守備の良さがありますしまだまだチャンスを貰えると思います。
Lagares lays out 😳 pic.twitter.com/Hal4a2FeV2
— Los Angeles Angels (@Angels) April 5, 2021
ジャレッド・ウォルシュ(Jared Walsh)とアナハイムネイティブでファンから期待されているホセ・ロハス(José Rojas)も今シーズン既にライトの守備についておりそのポジションを狙っています。
ただロハスはともかくウォルシュは今の打撃でのアピールを考えるとレギュラークラスなので、ファーストを脅かす存在が他に現れない限りはわざわざ移動させないのではないかと思われます。
プホルスがスプリングトレーニングほどの活躍を見せてファーストが競争になればウォルシュのライトもありえますが。
それよりはロハスが打撃でアピールしてウォルシュをライトにみたいな方向になるのが理想ですね。
Jared Walsh. BALLGAME. pic.twitter.com/OucVqmWkm2
— MLB (@MLB) April 5, 2021
Make it a 4 run lead!
— Bally Sports West (@BallySportWest) March 5, 2021
Jose Rojas goes yard in the 7th! #LAASpring | @Angels pic.twitter.com/Sia02nnmiz
さらなる代替候補として挙げられるのはマイナー契約のスコット・シェブラー(Scott Schebler)です。
レッズ時代の2017年に30本塁打を放った左打ちの30歳は、スプリングトレーニングで29打数9安打3本塁打、スラッシュライン.310/.364/.690とアピールしました。
レッズ時代も三振が多く、このスプリングトレーニングでも10三振した粗さからかラガレスにメジャー契約は取られましたが、上で見たい選手の1人ではあります。
Back-to-back jacks for @PGosselin15 & Scott Schebler! #LAASpring pic.twitter.com/9ExAcju6Ht
— Los Angeles Angels (@Angels) March 7, 2021
↑の動画の2本目がシェブラーのホームランです。
フロリダのトロント・ブルージェイズ戦に入れ替え用のタクシー・スクワッドとして同行した同じくマイナー契約のジョン・ジェイ(Jon Jay)も候補です。
ベテランとしての経験と2017年にカブスでマドン監督と一緒だった再会組の1人としてチームにプラスな影響をもたらす期待はありますが、スプリングトレーニングでは31打数で2安打とアピールできずマイナー契約にとどまっています。
何にしてもファウラーが60-dayのILに入ることで40人枠は1人加えられるので今後の動きが楽しみです。
まだシーズンは始まったばかりですし、今だけの成績にこだわらず長い目で見ていきましょう。
それでは今回はこの辺で。
みなさんごきげんよう