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浪人大学生、ユニバクルーになる|挑戦してよかった

こんにちは。そして初めまして。となりに大学生です。

私は現在、京都のとある大学に通っている大学四年生。もう卒業までは半年となりました。

前々から文章を書いてみたいと思っており、それはおそらく京都に来てからではなかったかと思います。古本屋はマクドナルドよりも多く立ち並び、大垣書店の本店も構える京都は、読書好きにはぜひおすすめしたい場所です。

京都についてはまた別の記事でもお話しできたら良いなと思います。

さて、#挑戦してよかった

ですね。

これ「挑戦してよかった」であって「挑戦してよかったこと」にしなかったのはなんでかなあなんて今思いました。

🗻タイトル「山から地球へ」

について、まずは「山」のお話からさせてくださいませ。

日本にある山でおそらく一番有名な山、富士山のそびえる静岡に生まれた私は、透明度が高くひんやりとした湧水が流れる三島市で育ちました。

小学生の頃には湧水について、その仕組みや性質を学びに貯水地や浄化施設へ見学しに行くことがありました。いつでも富士山から…いや、富士山さんからの恩恵を受けながら、基本的には何不自由なく小中高を経ました。

しかしながら、その後とある「」を経験しました。

浪人です。

私の人生において、谷であり山の始まりでもある浪人生活は、それまでの人格から今の人格に至る転換点であったと今は思います。

孤独のようで孤独でなかった浪人生活の中で、他の浪人生(そこにはYouTuberも含まれる訳ですが)たちとの関わりは大変貴重なものでした。

アルバイトも始めました。

某アンチ授業系塾に通うことにした私は、その授業料の半分を支払うことを条件に、両親に通塾を申し出たのでした。

しかしこれがまぁーつらかったこと、、、
スーパーの惣菜コーナーで働いたのですが、「理系しか勝たんおばさん」や「急に怒り出すアザラチーフ」などなど、曲者揃いの職場だったのです。

4~11月まで半年以上働く中で、とうとう私は「何してんだ俺」となっていました。しかしこのメタい思考は、その後の人生を好ましい方向にシフトしていったと感じています。

そして、どうにかこうにか後期試験ギリチョンで滑り込み、一浪を経てついに大学生活 in 京都がスタートしました。

とりあえずもう一度アルバイトをしなければならないため、スーパーへ応募。そこは大きな商業施設の地下一階にあるスーパーで、レジの数は10を超え、品数は三島のスーパーの4倍はあろうかという規模感。

そんなところで惣菜はもう懲り懲りだったため、レジ業務を任してもらいました。

しかしここで再び

何してんだ俺

となったのです。
それはバイトを始めて一年ほど経った大学2年の夏でした。

前々から思っていたのですが、レジ業務に面白い点がほとんど見出せない。

周りを見れば他のレジに立っているのは同世代orおばあさん。お客さんは私たちに「ピッピ」以外に求めるものはないため、感謝もクソもないと言った感じ。

ミスはもちろんのことながら、商品のカゴへの入れ方が気に入らないだけで激怒する方も散見された。

「お客さんも、店員さんも、どちらもなんだか不幸そうな職場だなここは」

と思い、それと同時に頭に地球儀が浮かんだ。

笑顔で手を振ってくれるクルーさん。クルーさんにカチューシャを褒められ、思わず笑顔が溢れる私…

「そうだ!!」

🌎ついに地球(Universal)へ!

思い立ったら即行動。早速パソコンで「Universal Studios Japan」と検索。

私が始めてUSJに行ったのは大学一年の夏でした。小中が同じで、浪人を通して仲が深まった友人と二人で訪れたのです。

この頃は2021年。コロナの脅威はとどまる所を知らず、パーク内のゲスト(お客さん)量は一日数千人程度でした(ちなみに現在はインバウンドの増加等もあり、推定8,9万人)。

猛暑とはいえマスクは半強制。フライングダイナソーに乗った際にはマスクを咥えていないとどっかに飛んでいってしまうのではないかと言った具合。

それすらも楽しかった初USJで、一番印象的だったのは、やはりそこで働くクルーさんたちの接客でした。

カチューシャの件はもちろん、ハリドリの司令塔の中のクルーさんに手を振れることや、ミニゲームを熱く応援してくれるクルーさんなどなど。

こちらが楽しいのはさる事ながら、クルーさんも笑顔と熱意を持って関わってくれる職場は「Win-Win」と言っても過言ではなかった。

あの人たちのように働いてみたい。今の年齢だからこそできることをしたい。

湯気が出るほどアッツアツの思いが湧水のように溢れ出し、面接を上流、中流、下流と流れ、いつの間にかクルーとしてのデビューを果たしました。

途中、大学の授業との兼ね合いのため働き方を変えているのですが、スーパーでのアルバイトは早々に辞め、現在まで約2年間楽しく働いています。

現在ではゲスト様(お客様)に対しクルーの一人として関わり、彼らの幸せを後押しできるような接客を心がけています。

😌「#挑戦してよかった」

人生はなんだかんだで山あり谷ありです。

アトラクションの如く急旋回、急降下、急上昇、急停止!!
とまではいきませんが、

なだらかな様で思い返すとさまざまな山や谷があるのです。
そして、その分だけ小さな挑戦があるのではないでしょうか。

あの日、USJへのバイトに挑戦しなければ今の私はいないでしょう。
あの時、スーパーを辞めることを決意しなければ
あの時、違和感に向き合わなければ
あの日、浪人させてくれと両親に懇願しなければ

それは小さなことでいい

隣の席の人に話しかけた
とか
平積みになっているあの本を買ってみた
とか
なんとなくnote始めてみた
とかとか

そして今の自分や
過去の自分を肯定する。

文字通り紆余曲折

いや、

ウヨウヨキョクキョクの人生を私たちは生きています。

その中で大なり小なり、数えきれないほどの
「挑戦してよかったこと」があることと思います。

そしていつか、現在の自分や過去の自分を見て

「いやぁ〜、挑戦してよかったなぁ」
と思うときが来ると思います。

大切なのは
何か大きな挑戦をすることではなく
挑戦したことに対して「挑戦してよかった」
と、思うことだと

#挑戦してよかった

を通して気づきました。

いやぁ、noteに挑戦してよかったなぁ(白々しい)

最後に、ここまで読んでくれた方々、ありがとうございました。
もし少しでも「スキ」と思ってくれると嬉しいです。

「こいつの文章、読んでみてよかったわ」

と思えるものをちょこちょこ書けたらなと思います。

これからもよろしくお願いいたします。


#挑戦してよかった


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