住民カードGET!in Norrköping
ワーホリでスウェーデンに来たならばやること、
それは生体認証登録と住民カードの取得。
今回はその道程を紹介します。
・生体認証とは...指紋など身体の一部または行動特徴を用いて本人を特定する仕組み。スウェーデン移民局では指紋と顔写真を撮影し登録します。
・住民カードとは...居住許可を持っているという証明カード。旅行などでスウェーデンから出国し、戻る際に必要になります。ワーホリの場合、個人番号はもらえないので、このカードは身分証明にはなりません。
*訪問予約
まずは移民局のホームページで訪問予約をします。以前紹介しましたが、その際にスウェーデンで有効な電話番号を入力します。なので、予約前にSIMカードを取得しておきましょう。
スウェーデン各地に移民局はあるので、訪問したい場所を選びます。私を含め多くの方がひとまずストックホルムのホテル暮らしをするかと思います。皆さんストックホルムの移民局に行きたいと思いますが、予約はかなり取りづらいです。ストックホルムの近くにも移民局はありますが、どこも予約できる日が2ヶ月先だったり...。
私は表示されている移民局の場所を一つ一つ調べ、なるべく近場かつ近日で予約できる所を探しました。
そして私はNorrköping(ノーショーピング)という場所にある移民局に行きました。ストックホルムから電車で一時間程で、近日で予約できました。予約できる時間もたくさんあり、5分おきに選べました。
予約完了したらメールで予約番号が送られてきます。移民局に訪問した際に必要になります。
*いざ訪問
移民局に到着したら機械に予約番号を入力して待ちます。そして自分の番号が表示されたらカウンターに行き、パスポートと住民許可通知書を見せ、顔写真と指紋を機械(日本の証明写真のような機械)で取ります。
その後、住民カードの送付先を聞かれます。私はホテル暮らしで先の予定も不確かでした。住所不定無職状態。そのように説明すると、「じゃあ取りに来なきゃね。ストックホルムに住んでるならストックホルムの移民局に取りに行きたい?」と聞かれましたが、激混みでいつ訪問予約が取れるか分からないストックホルム移民局は避けたい。なので同じノーショーピング移民局に取りに来ることにしました。
電話番号の手書きメモを渡され「二週間後ここに電話して君のカードが届いているか確認してね。取りに来るだけなら予約はいらないよ。」いらないのか。移民局ごとに方法は違うようなので、確認しましょう。私も「予約いらないんだよね?」としつこく確認しました。
待ち時間はほぼなかったので5分程で終了。
訪問の際に必要なものはパスポート、居住許可通知書、また1,2ヶ月後に受け取れる送付先の住所がある方はその住所を用意しておきましょう。
*住民カードの受け取り
移民局訪問から10日後、移民局からメールが届きました。
「ノーショーピング移民局にあなたの住民カードが届きました。もし住所を教えてくれたらそこに送ることもできるよ。」親切。
しかし私は相変わらず住所不定無職だったのでやはり取りに行くことに。
一応確認の為に、もらった電話番号に電話をかけてみましたが、繋がらん。なんだったん。手書きだったので書き間違えたのかな。
そして移民局に再び訪問。予約なしだったのでドキドキしました。入り口には前回はなかった受付があったので、そこの方に「カードを受け取りに来た」と伝えると分かってくれ、受け取ることができました。その際にもパスポートを提示するので忘れずに。
こんな感じで無事に住民カードを取得することができました。
*ついでに観光
移民局滞在時間は思った以上に短かったので、帰りの電車までノーショーピングの街を観光することもできました。ついでに観光紹介もしますね。
ノーショーピングは産業が盛んだった街で、Museum of Workという博物館が人気です。
中に入るにはオンラインで事前予約が必要です。有料だったかな。私は予約してなかったのできれいな外観を楽しむだけにしました。
すぐ近くにあるNorrköpings stadsmuseumは予約なしで無料では入れます。ノーショーピングの歴史に関する展示があったり、かわいい雑貨屋があります。雑貨屋さんおすすめします。
これ欲しい。ヘラジカ。
お土産に良さそうなものもたくさんありましたよ。
駅のすぐ近くにある公園には名所になっているサボテンの花壇があります。
ここの公園はよく手入れされていて、花壇や木がきれいで見応えがあります。スタッフさんが手入れしている姿を見ると感謝と尊敬の念が湧きます。
ノーショーピングにある建物のミニチュアが遊具になってる公園も発見。
町並みもきれいなのでふらふら散歩するだけでも楽しめますよ。移民局が目的でしたが、観光も楽しめたので良かったです。
住民カード取得までのストーリーでした。みなさんの参考になりますように。
では。
Hejdå