閃光ばなし
急遽観劇することになったので、まさか宝塚のあとに観るとは思っていなくて。
ギリギリの時間に到着したので、パンフレットも買えず……!
これまた、知識のないまま観劇したのですが、こんなに面白い作品だとは思っていませんでした!!
面白くて笑ってしまう場面がめちゃめちゃ多い!
作品のテーマは重くて、素材も重い。
昭和の熱気ってきっとこんなのだ!と納得できるほど、初めのテンションが素晴らしく、後半まで落ちることなく、上がっていく……これがこの時代の熱さなのか!と。それに、運動量が凄い、、。
全員が主役なんだと思うほど、
泥臭く生きる人、どこか冷めて生きる人、一人ひとりの人生がそこにあるんだなって、当たり前だけど、改めて感じました。
個性が爆発していて、岡本太郎みたいな作品。(笑)
必死に汗をかき働く人々の生活が見えるからこそ、急なコメディが活きてるなぁとも感じて。わらったなあ。それでも、切ない現実が心に刺さっていて、ギャップがより私を苦しめてます。敵なんかいっ!!!!!ってなるし、辛かったなあ。
文句を言いながら、毎日過ごしている人々の中で、はるさんは太陽みたいだなぁと思いました。
はるさんの、強くて、エネルギー溢れる女性にも弱さは必ずあって。それを隠すように明るく、前を向いている。でも少し諦めていて……どこか親近感を持ちました。
それでも自分の意見をはっきり伝えられて、お兄ちゃんを想っている姿に、この人もまた、普通の人なのだ。とも思うから、"生い立ち"をしっかり見えるお芝居を私もして、役として息をしたいな、と思いました。
秘めた愛情が不器用ながらに見え、その可愛さにキュンとしたり、急に大声になってキレるはるさんに驚いたり、お芝居を本当に楽しみました(笑)
人は所詮、自分しか見ていない。そこが人間の愚かなところだろうし、よほど、満足していないと、人を愛おしく思わないんだろうな、って街のみなさんの関係性を見ながら感じました。
みんなの中に誰がいるのか……結局は自分のためじゃないのか?
台詞の一言一言に、自分の答えを持ちつつ、役者として盗みたいなぁという欲が溢れつつ、純粋に目の前に起こることを楽しんでました。
ぎゅーぎゅーになったり、みんなで責めたてたり、追いかけたり、踏んだり蹴ったり、お芝居って自由だなー、舞台っていいなぁと!
脚本、演出が良すぎると思う。
舞台出身のキャスト陣は強すぎる〜!!
音楽も血が騒ぐほど良くて、大道具も可愛かったー!!
はるさんがガラケーのようにお辞儀されてて、可愛かったです。私もガラケーのように身体を折りたいと思います!!あとバイクのエンジンかける仕草をカーテンコールでされてました✊ブルンブルンッ✊🏍💨
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