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人生はじめてのブエノスアイレス#3(トラブル編)

トラブルといっても、誰にでも起こること。

トラブルといっても、誰にでもおこること。例えば、アパートを出て、10mほど歩いて、忘れ物にきづき、引き返す。問題は、鍵があるので、出るときと同じルーティンを。鉄格子の扉、ガラスの扉、エレベータ、部屋の鍵が2つ。それを出るときに、当然、もう一回繰り返す。ちょっとした忘れ物なら、面倒だから諦める。
次に、地下鉄でのこと。乗換がわからない。ラインBからラインHへのつなぎ、プラットフォームがわからない。聞くと、下だよ。注意していたらどこかに書いてあるはずなんですが、それが見つからない。しかたなく人に聞く。Perdone連発、迷惑がられ、何人か無視、嫌がられ通り過ぎる。トラブル#1。
負けないでつづけると、親切なファミリーがいて、教えてくれた。なんだすぐそこなんだ。書いてないじゃない。ドキドキしながら、駅の順番をながめている。地下鉄の中で、Yesterdayをバイオリン演奏してる。無事、目的の駅に到着。時間が早めだったので、地上にでて、公園で一休み。ところがぬかるみと知らず、足を踏み込んでしまった。靴がドロドロに。犬がおおくて、うんちにはきをつけていたのですが、ぬかるみにきづかなかった。あちゃ。こんなことがあるのかと。日本だとどこにでもある水道がない。しかたなく、そのままぐちょぐちょで歩き回るしかない。トラブル#2
待ち合わせのレストランに行くには、時間がある。時間のつぶしかたが、思いつかない。手持ち無沙汰。落ち着かない、まるではじめてのデートみたい。あまり早くいってもどうかと、心配した。結局10分前に、到着して、中に入る。私の役目は、とにかく4名の席を確保することがミッション。
Tengo reserva de mesa para quatro perosona nombre Nao hoy a las 12 del mediodia. うまく、伝えると店のオーナーに確認してくれた。予約があるかドキドキ。ことなきで予約あることが判明。入口近くの席だった。なんか言ってきたが、わからなかった。トラブル#3
Estory esperando 私は、待っています。と言ったら、ほどなく友人が来てくれ、この状態から脱することができた。来なかったらどうしようと心配した。食事が終わり、友人とわかれた。おススメの美術館は、なぜか入れずに公園を歩いて、もと来た駅にもどる。入れなかった理由は、おそらく、入場制限か、祝日であったため。のどちらか、両方かもしれません。
帰ろうとして、地下鉄の入り口、みんな素通りしていく、ゲートがあいていたから、私もそれにしたがって、無賃乗車。安心していたら、危うく乗り過ごすところ。あわてて下車した。ここまでは結果オーライ。地上に上がる。乗換ですが、わからずに逆方向へ歩いた。本当に方向がわからない。右左がわからない、derecha(右) izquierda(左)、とにかく、東西南北がない。
しかたなく、戻る。で以前見覚えのある、お店の並び。ああ、ここだと気づく。その安心が、いけなかった。トラブル#4
逆方向へ歩いていく。見たことあるまちなみ、とおもいあるいていた。
なんかおかしい。きづくと、Google Mapで確認したら、どんどん目的から離れてる。おや。やっちまったか。またもや逆方向へ。間違ったところへ、もどること30分。疲れたので、座りたいと思い、地下鉄の入り口へ。今度は、注意してこっちのBライン。プラットフォームもこちら。SUICAをタッチして駅に入った。間違った。あれ、どうやら反対のホームじゃない。なんでミスるかなぁ、ここえきて何度目?仕方なく、いったん無人の改札を出る。そして反対のホームへSUICAタッチ。ぶぶー、残高がたりません。なんじゃこれ。まだ2回しかのってないじゃないか。しかたなく、地上に上がり、とぼとぼと歩き始める。というてんまつでした。
歩きながら、あそこで、誘惑につられて、無賃乗車したのが天罰がくだったのではと道々、思いを巡らせていた。よくよく考えると、これらの失敗も、経験と思いかえれば、プラスになる。日々日常で数々の失敗、経験はつみかさなってある。例えば、まったく食べられない、モノを買ってしまったり。日本のイメージで、クノールスープを買ったら、想像と違う別物だった。ヨーグルトも牛乳もそう。コーンの缶詰、ホウレンソウ冷凍食品などなど。
私のちっぽけな、常識は、普通という思いから、とんでもない発見がある。失敗、トラブル、命に別状がなければ、いいじゃないか。