私の理想の世界線のチェリまほ~ここがこうだったら~

30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしいというドラマに自分でもびっくりするほどハマった。この熱の入れ方はこの熱が冷めたときに自分の行動を振り返って引くレベルであると確信してる。

私はこのドラマがとてもとても大切に思っていて大大大大大大好きであることを大前提として語りたいことがある。
もしもここがこうだったら、もっとパーフェクトにフィットして私の好みだった!と思うところが何か所かある。
どうも自分が求めるリアリティのラインがあって、このドラマが漫画原作で(私は漫画は未読、近々絶対に読む予定だけど!)物語がフィクションでドラマはエンターテイメントなのだから仕方がないと思っていても、明らかにリアルではこうはならないよね、と思う演出があると、多少引いた目線でみてしまうことはないだろうか。

逆に個々の感情の動きがあまりにもリアルというか、正しく気持ちを表しているんだよなぁとほれぼれするセリフやシーンがそこここにちりばめられているだけに、ここまでぐんぐんと気持ちを寄せて楽しんで鑑賞していたのに、とてももったいなく感じるのです。
そんな箇所を時系列で上げていきたいと思う。
先に述べたように私は漫画未読であるからして、漫画を忠実に再現したらこんなふうになったというシーンもちろんあるであろうと予測できる。

これから私が語るのはあくまでドラマとしてこうであったらと思うことで
私の中の世界観を完成させる行為であるとご理解いただきたい。

①第3話:安達が熱を出して会社の前で倒れるシーン。
成人男性がふらふらな時に気が付いたらお姫様抱っこは、うーん視聴者へのサービスだったとしてもね、私的には厳しい。肩を貸すとか支えるぐらいが自然かなぁ。ちょっと見ていて恥ずかしいシーンではある。
その後、風邪をひいた安達を看病する黒沢の一言。「体温計とってくる」と自然に言っているが初めて来た部屋の体温計の場所を知っている黒沢がエスパー。なぜ知っているのだ!!

②第4話:仕事中に黒沢を意識しすぎて、黒沢の視線から逃れるために、机の下の位置に隠れる安達。浦部さんの腹痛いのか?によって救われている感は否めないが…。安達君、ちゃんと仕事をしておくれ(笑)

③第4話:藤崎さん柄の悪い輩に絡まれる件。
藤崎さんと安達での買い出しの帰りに柄の悪い輩に絡まれた件。黒沢が助けに来るまでは、うんわかる。(ちょっと譲歩している)
しかしあんな時は迷わず警察を呼ぼう。絡んできた輩が誰よりも悪いのに輩批判を誰もしない。君たちは何も悪くない。危険に身をさらすことはやめてほしい!!

④第5話:取引先社長のモンブランの件。
これはだいぶ無理がある。。。
あんな幼稚な取引先がいたらこちらから願い下げであろう。
あと仮にモンブランの話が本当だったとして、担当の営業マンに情報共有されていないのは痛恨のミスすぎる。
安達がもっていたファイルの束を浦部さんに押し付けるのも安達っぽくなくて過剰演出かな?仕事で使うものは大事に扱う安達であってほしいな。
これはコメディーとして受け入れるべき箇所なのでしょうか・・

⑤第6話:たこ焼き機でアヒージョ。
私の経験上、タコ焼き機でアヒージョをしたらめちゃくちゃ油が跳ねるのだ。
テーブルのみならず部屋が油まみれになる。エプロンをつけていない彼らのワイシャツがおよびスラックスが無事であるはずがない。経験者であるからこそ気になってしまった。私がアヒージョをタコ焼き機で作ったことがなかったらよかった。。。

⑥複数話:忙しい一人暮らしの黒沢の部屋に必ずあるお花。黒沢の生活の水準が高すぎる。
もっと、一人暮らしらしい生活感があってもよいとおもうのです。黒沢が完璧であるのはわかったので、できればその完璧を継続するために黒沢が努力しているところを描いてくれたらもっとリアリティがある。主婦にはわかる、黒沢が提供しているレベルの食事の準備に、どれだけの時間がかっていて苦労があるのかが・・・。

たくさん書いてごめんなさい。あくまで私が感じただけなのです。批判がしたいわけじゃありませんので!!!!
続きはまだまだ語っていなかった。ここが好き。

夜のロケのの夜景のシーンがいつも美しい。オレンジ色に温かく灯されている街灯だったり、きらきら瞬いているイルミネーションだったり、夜の東京タワー。雰囲気のあるライティングがワンシーンワンシーンとても綺麗でロケハンはことごとく大正解ということ。

居酒屋の屋上?の東京タワーが見えるところとか6話の黒沢の告白のシーン。7話の黒沢を安達が介抱する公園とか。
光の演出込みでシーンの美しさを最高潮に仕上げようという熱意が伝わってきます。最高です。実際にうっとりする画角のオンパレードではないでしょうか。

3話の屋上での安達の心の声のセリフ。

7話の告白から忘れて。足早に去っていく黒沢の息がつまって、歩く速度がかわるところ。

あまりにも好きがつのりすぎて、このように理想を文章としてしたためるまでの情熱を生みだすほどに私の生活に影響をあたえてくれたチェリまほには感謝してもしきれない。

私の生活に癒しとときめきをくれた本作品がこれからも輝き続けることを切に願うのです。

ありがとうちぇりまほ。。

               完

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