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茨城放送 / 吟詠百選
番組名:吟詠百選
放送局:茨城放送 (LuckyFM)
放送日:日曜日 8:15 - 8:45
出演者(敬称略):市村俊夫
ステータス:放送中
聴取頻度:△ (ときどき聴く)
今回は恐らく日本で唯一の詩吟の番組、「吟詠百選」のご紹介です。
詩吟ってご存知ですか?私はおじいちゃんがやる、詩を節回ししながら朗読するものというイメージを持っていますが、公益社団法人日本詩吟学院のホームページにはこう書かれています。
詩吟とは、漢詩や和歌、その他さまざまな形態の詩に、節をつけて自分の声で表現する芸術です。詩歌に込められた作者の喜び・悲しみ・憤りなどの感情や感動した心を感じ取って、それを声に出して表現するものです。言葉を読んだ後に余韻(節)をつけるところにも特徴があります。
まあ当たらずとも遠からじと言った感じでしょうか。
私が小さかった頃、祖父が時々この詩吟をやっていました。最初はお経を読んでいるのかと思ったのですが、あとで祖母に聞いたら「あれは詩吟と言うんやで」と教えてくれました。
ですので、詩吟を聞くと、もう随分前に亡くなった祖父のことを思い出してしまいます。
さて、この「吟詠百選」。AMラジオ局でありながら自局を「LuckyFM」と呼んでいる茨城放送で40年以上続いている番組だそうです。
30分番組の最初数分間は、向こう1週間に起こった、歴史上の出来事をいくつか紹介します。(←伝わりますかね?)
その後、詩吟をいくつか紹介していきます。ここで紹介される詩吟は、オーソドックスなものだったり、バックグラウンドに音楽が流れている状況で詩吟を詠むものだったりと、色々なパターンがあります。
どういう詩を詠んでいるのかについては、簡単ですが紹介もしてくれます。
初めて聞く方には詩の朗読なのか、お経なのか分かりにくいかも知れませんし、日本古来の芸術に触れることができる貴重な番組と言えると思います。私のように祖父のことを思い出したりする方もいらっしゃるかも知れませんね。
番組進行は、元茨城放送アナウンサーで、現在は茨城放送の所属タレントとなっている市村俊夫さん。ベテランらしい落ち着いた語り口で番組を格調高いものにしているように思います。
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