天国へ向かう妻へのラブレター💌　　　#50一時

　病院に、運ばれる前…自宅で、処置の時点で、心肺停止状態に、なっていたそうだと、
救急車の車中で、隊員さんに、教えてもらった！
車中では、大分落ち着いたが、まだ意識は、戻らない段階…
そのまま、意識は無く、病院に、到着し、
息子と2人…
待合室で不安な、時間を過ごす…
救急医に、現在の、妻の状況を、説明！
「このまま退院は、難しいです。取り敢えず今日は、このまま、内科病棟に、入院して貰います…明日以降、ベットが空き次第、緩和治療べょうとうに、移ります！」
その話の最中に、妻の意識が戻る！
「旦那さん！奥さんの意識が戻りました！」と看護師さん！
「大体の、話は終わりましたので、逢いに行ってあげて下さい！」と先生！
「有難う御座います！」
と、息子と、妻の元へ…
「良かった！戻って来た」
「ここは、何処？」と妻、
「病院だよ！突然苦しくなって、救急車で、運ばれたんだよ！一時は、危なかったんだよ
でも良かった！生きてて！」
「そうなんだ？全然覚えて無い？」
「苦しかったのは？」
「覚えて無い？」
そんな会話の際息子は、妻の隣で寝ようとしている！
小声で「ママー、ママー」と囁きながら…
その後、内科病棟に移されるが、内科病棟は、コロナウイルスの影響で、面会禁止！
内科病棟で、緩和治療の、病棟の、先生と、お話をした。
「延命治療は、望まれますか？」と先生
「延命治療をして？寿命が、長くなって、家に帰れることは、ありますか？」と僕
「それは、難しいです！」と先生
「延命治療をして、寿命は、伸びますか？」
「う〜ん？確率的には、厳しいです！」
一拍…僕は、考えて！
「延命治療が、妻に、とって辛いものなら？
痛みを、取り除いて、楽に、逝かせてあげたいです！家族との、最後の時間も、安心した状態で迎えたいです！」と僕は、延命治療をせず！
緩和治療で、静かに、最期を迎える選択をした！
僕の中では、「発見余命半年と言われて、なんとか、治療法を見つけ！4年も生きたんだ！頑張ったんだ！もう楽に、なってもいいだろ？」
亡くなる時は、静かに、苦しまず、安らかに、最後を、迎えて欲しい！
そう思った…
　　　　　　　　　 #51に続く