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強く、翔る、道! #15近くのコンビニで…

 今日は、コンビニ出会った、一幕から!
この頃の、近所では、元々人通りが少ないのに、さらに、人が少なくゴーストタウン化していた!
たまたま食材調達に、出かけ!息子に、「たまには、一緒にいくか?お菓子買ってあげるよー」
「行かない!トッポ買ってきてあとカルパス」
まぁいつも通りだ!ゲームしながら、ケータイみてる!器用な息子である!
その帰り。買い忘れた物があったため!
近くの、コンビニへそこで、生前妻の事を、妹の様に可愛がってた。息子と、歳の近い近所の、女の子の、おばあちゃんに会う!
息子が、高年齢出産のため周りのママサンは、妻からして見れば、娘くらいの年齢の方が多く!ママサンのお母さん辺りの方が歳も近い事があり、よく仲良くしていたらしい…
妻の、病気の事も知ってて、このコロナ過の状況でなかなか会えずにいた!
「あっどうも!ご無沙汰してます!」
「奥さんどう?」
言いずらかったが、仲良くしてたのは、知ってたので…
「3月に…無くなりました…」
その場で泣きそうになるその方
「えっ!そうだったの?何も知らなくてゴメンね!」
「いえ伝えるか、迷ったんですけど?こんな状況だから…でも頑張ってくれました!」
「あんなに元気だったのに?」
「今年の初めに、骨に転移したら一気に、弱ってしまって…」
「あーそうなの?残念だったわね!息子さんは?」
「奴も、大分ショックみたいで、引きこもってます!まあ無理にどうこうは、しないでおこうと思ってます」
「そうねぇ!大事にしてあげてね!」
「はい!また普通に、なったら、遊んでやってください!」
「だってよ!やさしくしてやるんだよ!」
と孫に、話してくれた!
「アンタも辛かったね!でも息子サンが居るんだから、頑張んなね!」
「はい!有難う御座います!」
僕も、その方の優しさに、泣きそうに、なっていた!
「世の中まだまだ捨てたモンじゃないね」
と心の中で思った…
心の中の、気負いという名の鎖が解けた瞬間だった。
 前の職場から、連絡が有り!「なんとか復帰してくれないか?」と連絡があった!
そして提案も…
「仕事の間、ウチの店で、息子預かるから、カミサンも、大丈夫って言ってるし?どうだい?」親方には、恩義も感じてるが!
今僕が、息子と、離れるのが、駄目なほど、精神状態は、弱っていた!
その時間息子と離れるのは、僕も辛かった!
「チョット考えさせて下さい!」と、答えを、保留した…1人なら、気を紛らわす為お受けしてたが?息子がまだあんな状況で、人に預けるのが?僕の中で「責任放棄なのでは無いか?」
と思ってしまった。
息子と、話してみた?
「どうだい?行ってみるかい?」
「ヤダ」即答だった!少なからず息子も、あまり多くは、語らないが、お互い存在だけで安らぐ関係には、なってきた様だ…
その事に、ついては、なかなか答えを、出せずにいた…
             #16へ続く



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