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天国へ向かう妻へのラブレター💌   #51決断

 チョット現在の、話をします。
妻が亡くなり、半年以上経っても、僕の中に
「あの選択は、正しかったのか?」
「延命治療をすれば、もっと長生き出来たのか?」
「でも?あの、眠っている様な、今にも眠りから覚めそうな…死顔を、してたのが、答えかな?」
半分、強引に、納得させている!僕もいる?
 入院二日目…予定通り、ホスピス病棟へ、移動!ここは、コロナは、関係なく、お見舞いに、行けた!病室名が“ひまわり”
なんか妻っぽいなと感じた…
そして妻の、意識も、戻った!
「どんな感じ?」と僕?
「息苦しかな?」と妻
「この子は、分かる?」と僕は、息子を、指差した!
「息子でしょ💢!」
「じゃあ僕は?」
「ツトムでしょ💢!」
「良かった!色々大丈夫みたいだね!」
軽く話して!「疲れた!」と妻!
「寝てていいよ」とそのまま眠りにつく!
でも、僕の中では、不安があった?
「このまま目が覚めないのでは無いか?」
その後先生からの呼び出し…
「意識は、戻りましたが!大分衰弱してしまっている段階です!」と先生…
「どのくらい?生きれますか?」
「状況が変わらなければ、半月位ですが!
それは、無いので、1週間くらいですかね?」
「分かりました!なるべく苦しまない様お願いします!」
ショックだった!1ヶ月前まで、ピンピンしてたのに?
がんの恐ろしさを、知った!
病室に戻ると、妻が咳き込み、苦しんでいた!すぐナースコールをし、処置してもらった!
もう自力では、たん痰を、吐き出せない位、
気管が弱っていた!
その後落ち着き…妻は、眠り…
息子は、妻に、ひっつき!ダラダラし…
僕は、妻の手を握っていた…
でも!状況は、あまり芳しくないが?
不思議と、安心した、穏やかな?時間が流れた…
そして、面会時間ギリギリまで、その時間は、続いた…
神様とか、信じないけど?ご褒美なのかな?と感じた、贅沢な、時間だった…
           #52へ続く

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ツトム
もし宜しければ、サポートの、一部は、書籍化の、実現に、利用させていただきます。これからも、がん患者を、サポートする皆様のお力になれれば、とおもってます!