天国へ向かう妻へのラブレター💌 #10幸運
2回目の投薬も、無事に済み、その後の、診察でもがんマーカーが、100代前半に…
順調だった!順調過ぎる!レントゲン画像も段々クリアに移り、白い影も小さくなって、 先生に、「これ何処まで、下がるんですか?」「順調に、行けば10位まで下がりますよ。」と、先生!
「そこまで行きそうですか?」と僕!
「そこは、まだなんとも言えないですね?」
「そうなって欲しいですけど。」と先生。まぁ後は、妻の免疫力を信じるしか無いと言った所だ。
数値が、説得力になり!元気に成る妻!
それと比例して、何時もの妻に…
まぁ元気になって良かったんだけど…
毒舌も、復活して来た!
そう普段の妻は、イイ意味で、正直物!
悪く言うと、デリカシーの無い人!前に、太った人が、居たら!「ツトム!前の人太って無い?」大きな声で言う、「私も、太りたい!」たちが悪いことに、最初に僕の名前を言うのだ!だから睨まれるのも僕!何時も「声が大きいよ!」「だって本当の事だもん!」僕は、そんな妻の、正直な、真っ直ぐな所は、好き❣️白黒はっきり付けたい人!多分味方も作ったけど、敵もいっぱい作った人だと思う?
まだ妻が仕事していた頃!「何で皆んなわかんないのかな?取引先の人と社長は、分かってくれるんだけど、内職してもらう人には、理解してもらえない?」「なんで?」「多分できないと思うけど?言うよ!器が違うのさ?理解度の器がさ!自分の物差しで人を見ると、そう成るのさ!覚悟もヤル気も、自分の物差しと比べちゃダメだよ!」「そんなもん?」「すべての人を自分と同じに、見ちゃ駄目よ。だから腹が立つし、イライラするんだから、損だよ!疲れるよ!でも優しいからできないんだろうな?」
「多分?でも何でわかるの私の事?」
「それだけ大人になったって事!嘘、愛してるからだよっ!何ちって!」「馬鹿!」と妻満更でも無い感じ❓何に付けても真っ直ぐな、人だった…このまま幸運が続くことを願いつつ、もうちょっと声のボリュームを下げて欲しいと願う僕であった。
#11 に続く