天国へ向かう妻へのラブレター💌 #49危機
日曜日の昼下がり…
トイレチェックの為!妻に、話しかける…
「トイレは?大丈夫?」
無言の、妻… 横から、息子「ママ、オシッコ臭いよ!」
間に合わなかった様だ!
「ごめんね!」と、悲しそうな妻!
「僕こそ!ごめん!もっと早く気付いてれば…」と謝った!
「いいのっ!
「恥ずかしいかも、知れないけど早く、言ってね!」
「うん」
悔しいだろう!恥ずかしいだろう!頭も、気持ちも、しっかりしてるのに…
左半身の麻痺は、酷くなり、顔の方までたっして居た!
喋ることも、難しくなって居た…
まだ、56歳だ!そんな事必要に、なるのは、普通にしてれば、後20年は、先の話だ!
「僕がしたくてやっている事だから!恥ずかしがらないで良いよ!」と僕が、言っても?
微笑むだけだった…
伝わったのだろうか?
しかし…その後、生死に、関わる事例が起こる!
お昼ご飯(健康系のゼリー)をすませ、薬を、飲ませている最中…それは、起こった!
突然!苦しみ出した!
その間、息子は、絶叫!「ママーー!」と泣き叫び!
僕は、慌てて救急車🚑に、電話!
事情を説明し、救急車を待つ!
その間、背中を摩ったり!叩いたり!して居たが、心の中では、「戻って来い!」と思って居た!
その間、脈と、心臓のチェック!まだ動いている!
救急車に、連絡して、10分位、とても時間が長く感じた!
もうとうに、30分は、過ぎて居た様な感覚があった!「まだか?」と、また救急車に、電話!「後5分位で到着します!」「早くお願いします!」
その時間さえも長く感じた…
救急車が到着し!すぐに、リビングで、応急処置!人工呼吸と、心臓マッサージをして居た!
その間、息子と、抱き合いながら、2人で震えていた?「戻って来いっ!」と……!
処置が、終わり!救急隊員の説明。
「一先ず、一命は、取り止めました。ですが意識が戻るのは、半々です。一先ず病院に向かいますが、意識が戻るのは、奥さんの、生命力次第です。」
救急隊員さんが「耳は、亡くなる!直前まで聞こえてるので、意識が無くても、話しかけて下さい!」
救急車で、病院に着くまで、息子は、耳元で「ママ!目を開けて!ママ」「ママ死なないで」とずーっと!言っていた!
僕は、病院に、着くまで!妻の手を、握り!
「戻って来い!戻って来いっ!まだ!話し足りない事一杯なんだから」とまるで、呪文の様に、唱えていた…
#50へ続く